懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

茅葺民家 島根県横田町の民家

2013年10月22日 | 茅葺き民家
撮影場所  島根県横田町(現在は奥出雲町)

横田町は島根の南部で広島県に接している。
冬は雪が多い。私は木次線に沿って広島県側から入るより新見市から鳥取県日南町を経由して入る。これの方が距離も短く早くつける。
出雲市までは高速は使わず一般道を走る。
一般道の方が景色も楽しめるし安い野菜は売っていないか見ながらはしれる。

横田町には沢山、茅葺民家があったが国道や県道を走っていても人が生活している民家はほとんどなくなった。高度が500メートルから700メートルあり山間地の風景がみられる。
しかしここにも大きなスーパーが出来て都会の買い物が出来るようになった。子供たちの休日の楽しみの場になっている。
それと蕎麦屋が増えてきた。以前は八川駅と横田駅の前しかなかったが出雲そばを食べに来る人が増えたのだ。
かって横田町はタタラ製鉄が盛んで守り神の小さな金屋子神社が各地にのこっている。
大呂というところに砂鉄から取った玉鋼をで刀を作るところがある。
初め建物を見て倒産前の鉄工所かと思ったら表札を見て驚いた。
刀剣保存協会と書いてあった。今は横田の街の中心地に刀剣会館が出来たようだ。

民家は寄棟で棟はほとんど反っていない。正面側は下屋がないが裏は瓦葺きの下屋が付いている。棟には竹の根っこを使った梵天を乗せている。