懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

日本茅葺紀行  NO,120  山形県米沢市大沢の民家

2014年04月01日 | 日本茅葺紀行
撮影場所 山形県米沢市大沢

かっての旧街道 大沢宿、米沢から細い道を南下する。山の中を民家もないなか小さな集落にたどり着く。
かっての宿場町の様子を何軒かの茅葺民家が残す。
何軒か並ぶ茅葺民家を裏から桜を入れて撮影する。
季節は五月初旬であったので桜が残っていた。
途中の山道にはカタクリが咲いている。山形では山際の道には普通に咲いている。
カタクリは山菜として採っている人もいるし道の駅でも売っている。 
生えているのを抜いて食べたが少し甘みがあり癖のない葉っぱだった。
いつかカタクリの干したのを買ってきたがあれは美味しくない。

大沢から板谷峠は国鉄時代の難所だった。
碓氷峠、瀬野八本松、板谷峠が三大難所といわれていた。
大沢駅から始まり四駅にはスイッチバックがあり補機が付いたと書かれている。
今の電気機関車は性能が高くスイッチバックの必要がなくなった。
瀬野八本松でも以前は補機を付けていたが今は一台の機関車でぐんぐん登ってくる。
私は昭和47年に米沢から夜行列車に乗り東京までいっているがスイッチバックには全く気付いていない。
米坂線の蒸気機関車には興味があったが電化区間は興味が無かったのだろう。