懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

死生観、人生観

2015年06月16日 | 日記
私も家内も街の医院の女の先生の診察を受けている。
病院の先生に色々指導されるのが一番のストレスになっている。
指導される事を守れないし努力もしないので余計にストレスに感じる。
看護師さんに病院に来るのが一番のストレスだ。先生との会話が早くおわらないかと思っていると言ったら検査結果の紙に先生との対話がストレスとメモされていた。
先生もそのメモを見て苦笑されていたが、今日も課題をもらった。
家内も私も大病をしているのでいつ永久の別れがくるかわからない。
二人で暮らしてきた人生を振り返り死生観や人生観としてまとめたらどうかと言われた。

それは男のあなたがまとめないと主婦には難しい。
先生、私は恐れ多くも人生観などというものを持って生きてこなかった。
上段に構えて心にもない事は書けません。と言った。
誰しも言うほど立派に生きてきた人はいない。
自分たちが結婚して家庭を築いたありのままを書いたら書いているうちに自分の愚かさや足りなかった事にも気づく、夫婦どちらかが亡くなったら、それが残った者の心の支えなるからと言われた。

毎日何をして暮らしているのかと聞かれたのでブログを書いていますと言ったら、それよりも夫婦二人で暮らした人生をまとめたらと言われた。
日記は結婚前から書いているが自分の事しか書いていない。妻へのねぎらいや子供の事はほとんどかいていない。
男は自分事しかやってこなかったのがよくわかる。
さてどうまとめるか頭が痛い。書き遺しても誰が読むの?

日本茅葺紀行 NO,22 広島県旧向原町

2015年06月16日 | 日本茅葺紀行
向原まで一般道日帰りで行った。
このあたりまでなら高速道路は使わない。1
何軒か茅葺き民家が残っていると聞いた。
鉄道の写真を撮っていた頃も訪れていない。
私が鉄道を撮ったのは数年だった。
ひとつの事をやり通すには20年は頑張らないといけないと残りの人生が短くなって気づいた。
一生一作品を残すために各地に出かけて茅葺き民家を探しもとめている。
これからは段々と条件が悪くなりコストも掛かる。
向原あたりは昭和40年代には懐かしさが一杯の風景が残っていたと思う。
それでも茅葺き民家がのこってくれるだけでも有難い。感謝感謝である。

この民家は小高い斜面にあった。百姓でも本百姓の家であろうか、蔵も持っている。
家には式台もついている。格別のお客を迎える玄関を持っている。
このあたりは大きな農家は式台を持っている家が多い。
早春でマンサクの黄色い花が咲いている。地味で目立たない花だが花のない時期だけに咲いたら話題にしてくれる。これが一カ月遅れて桜や春の花に混じって咲いても誰も気づいてくれない。