家内が岡山県美咲町境のぞば屋 紅そば亭に行こうと連れて行ってもらう。私は初めて行く家内は食べに行った事がある。
私の家から二時間かかった。25年前は茅葺民家を探しに来たの道は知っている。
この中山間地域は過疎化が厳しい現在どのように変わっているかも見たかった。
棚田もそれなりに残っている、しかし小学校は閉校されている。子供はほとんどいないのであろう。
蕎麦は固めだが美味しかった。そば通は固い蕎麦が好きなのであろうが私は歳を取り軟らかめのほうがよい。
こんな山の中に平日に客が来るのかと思ったら私の居る時間に自分ら含めてい9人きていた。
一日に20人から30人来ればいいのであろう。野菜や山菜やコンニャクなども売っているのでなんとかやっていけるのか 休みには蕎麦打ち道場もあり団体でくるのだろう。
蕎麦に付く天ぷらはヨモギとイタドリ、タケノコだった。平日の昼間に来る人だから定年組である。
イタドリの天ぷらでイタドリを見た事も食べたこともないと言っていた女性がいた。歳寄りになってイタドリを知らないのでは会話にならないなあと思った。イタドリとテーマを与えられたらA4で一枚にまとめられる訓練を常日頃からしておかないかと思った。それが年齢を重ねる事ではないかと思った。
食事のあと大垪和西(おおはがにし)の棚田を見に行く。休耕田もあるが何とか維持されている。
棚田は山の斜面が侵食された後に長い時間掛けて先人の人々が石垣を積み一枚一枚人口増加に合わせて造り上げてきた。岡山県は新潟県 大分県と並び三大棚田地域である。