介護施設に通っている。テーブルの上に7つほどの花瓶がある。
今のシーズンは花盛りで毎回何が挿してあるので見るのが楽しみだ。
介護スタッフに聞いたらこれは利用者が持って来てくれるもので施設側で花を買うことないという。
花があるだけで心が和むしこれを話題に話が弾む。
今のシーズンだとボタンの後はシャクヤクにマーガレットやバラ、アリストメリアやカスミソウ
仙台萩と言うのを初めて見た。花の名前と解説までしてくれる人がいる。私は持って行っても秋桜くらいで車椅子で面倒くさいので持って行ったことはない。足も悪いのに持って来てくれるのに感心する。
春から秋に掛けてダレカレと持って来てくれる。山茶花が終わり蝋梅が咲く間の冬の一か月から二ヶ月は花がない。
この時期も南天や万両.千両に柊南天などの赤い実のなる木や正月飾りの松の枝を持ってくれる。
ボタンやシャクヤクなど家に咲いていても惜しくて持ってこれない。シャクヤクを6本も持って来ていた。
畑に大株があるのであろう。
介護施設が郊外なため農家の人も多いし一戸建ての人が多い。マンションなどが建つ都市部でないので花や野菜を育てている。
都会の人が見れば田舎のなどと見下すかもしれないが花に囲まれ豊かな生活なんだなあと思う。