懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

イワシのフライ

2019年05月20日 | グルメ

イワシのフライを作ってくれた。何でも文句も言わず食べるほうだ。

7匹が150円でトロ箱にザルに入れ売っていた。開いて調理してあるのは220円だったそうだ。

家内は調理していない安いのを買ってきて背開きにして骨を取りパン粉を付けてフライにした。たまに食べるとおいしいものだ。

安いからと度々出ると飽きてくる。

それにしても安いものだ。いくらの儲けもないだろう。

イワシやサンマは大型魚の餌になるので大量に育つ養殖の餌にするので大量に獲る。

ニシンも肥料にするくらい獲れていたのに獲りすぎ枯渇して今は高いものだ。数の子なんか子供の頃は貧乏人でも食べていたのに今はお歳暮品だ。

イワシやサンマも獲り過ぎて枯渇するのではと心配だ。特に14億の国民の胃袋を満たすため世界の魚を食べつくす国が心配だ。日本の漁場までヤクザまがいの振る舞いで獲りに来るな。

イワシもアジ、さんまも獲れなくなり高級魚になれば大枚を叩いても講釈を述べながら食べにいくのだろうね。

イワシもアジもワンパック200円で買える事を感謝しながら食べるとするか


懐かしい物 鶏を飼う家

2019年05月20日 | 懐かしい物

撮影場 所 兵庫県丹波篠山市

茅葺き民家で鶏を飼っていた。烏骨鶏だそうだ。烏骨鶏の卵は普通の鶏に比べて高く売れるそうだ。

昔は卵が高くて食べられなくて鶏を飼う家があった。中学一年だけ弁当だった。

毎日卵の厚焼きを持ってくる女生徒がいた。横目で見ながらうらやましかった。ハムやソーセージをもってくるのもいた。あんなのが毎日食べられる時代が来るとは思わなかった。

人生にはひもじさや貧しさも必要だ。

農家では庭先で鶏を放し飼いにしていた。鶏糞を乾燥させていた。それを鶏が突いていた。鶏は消化が悪く半分しか消化できず未消化の食べ物が残っている。

飛ぶ鳥は魚を食べてもすぐに消化して糞をして飛び立つ。

一時間も消化に掛かっては重くて敵が来ても飛び出せない。

私も農協で雌の鶏を5羽買って飼育したことがある。鶏専用の餌を与えたが卵一個が50円についた。

ヌカや小米、野菜くずをタダでもらってきて与えないと卵一個10円で生産できないものだ。

人がいるとき放し飼いにしていた。放し飼いにすると羽根の筋肉が発達して二階まで飛べるようになった。

放し飼いだと雑草やミミズを食べるので殻が固く黄身が橙色の三段盛り上がりの卵だった。

何でも人生は体験でやってみるものだ。