beads cafe の片隅で

ビーズ・アート・アクセサリー
https://www.beadscafe.yokohama/

マダムクラスですが、何か?

2005年04月21日 | ビーズ
いよいよ始まりました。beads cafe マダムクラス

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 このたび、40代以上の女性限定の新しいクラス、
 「beads cafe マダムクラス」を開講することになりました。
 サロンのようにゆったりと、気軽な雰囲気の中、ステキなBGMと共に
 アクセサリーづくりのレッスンをお楽しみ頂ける大人のためのビーズサロンです。
 楽しいティータイムとビーズのひとときを過ごしましょう。
 4月の体験クラス以降は、月一回定期的なレッスンの開催を予定しているほか、
 鎌倉のビーズの美術館めぐりなど楽しい企画も盛りだくさんです。
 皆様のご参加を心よりお待ちしております。(beads cafe HPより)            
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こんなご案内をHPに出したところ、若い生徒さんたちからは、
「な、なんだか楽しそう!」
「厳選されたビーズを使うってホント?」
「なぜ40代以上?」
「美術館めぐりに荷物持ちでいいから、連れていってください!」
「歳をごまかして、どうにか潜入できないでしょうか?」etc・・・
悔しさいっぱいの声が沢山集まりました。

むふふ。
若者たちよ、悔しがるが良い。

フランスをはじめ、欧米が「大人の文化」と言われるのに対し、
日本は「子供の文化」と揶揄されています。

若い女性ばかりがもてはやされる文化。
洗練されたシンプルなものより、子供っぽいデザインが好まれる文化。
信念を持たずにハヤリモノに振り回される文化。
クラシックや古典を粗末にして、耳障りな音が氾濫する文化。

ニッポンよ!このままで良いのでしょうか?

大人の女性たちは、よい歳をして、今更、
何にも知らない若い子の真似なんかすることないのです。
経験を重ねたものだけが醸し出す、成熟した女性の素晴らしさを
謳歌しようじゃありませんか!

一方若者たちは、若いということだけに甘んじていてはいけません。
もっともっと勉強して、今を大切にすべきです。

今すぐ日本文化をどうにかするのは難しいかもしれません。
でも、beads cafe のクラスの中でも、良いものを知っている大人の女性が
知的な会話を交わして、より素敵な時間を過ごせる空間を作りたいって思ったのが
開講の理由です。
マダムクラス予備軍の皆さんは、いつか自分もそんな仲間に入れるように、
日々自分自身の内面に磨きをかけなくてはなりませんよ。

なーんて、ここまで偉そうなこと書きましたが、
先生役の私自身も実のところまだ、マダムクラスに入会する資格が無いのです。(今年38歳!)
ですから、あと2年間はマダムクラスの末席で、諸先輩方からいろいろな事を教わり、
ビシビシしごいてもらおうと思っています。

ちぃ~っす!うぃ~っす!
おっつぁーす!(おつかれさまでーっす!)
先輩と聞くとなぜか体育会系になる若輩もののケボコです。


【今日の一冊】
フランス12カ月の贈り物―パリ郊外シュヴルーズのマダム・コリタ・ジェロニミから

フランス語で art de vivre(アール・ド・ヴィーヴル)は「生活美学」といった意味。
生きるために必要な教養や知恵、ひいては、日常を"心豊かに暮らす"ことを意味する
人生哲学として使われる言葉だそう。
やはり、アートは人生には無くてはならないものだし、
むしろ、人生そのものをアートとして捉えられる人に私はなりたいと思う。