beads cafe の片隅で

ビーズ・アート・アクセサリー
https://www.beadscafe.yokohama/

見るということ・表現すること

2007年07月29日 | ビーズ
 beads cafe祭り後の賑やかな余韻が醒めない週末。
 みんな、FPのネックレス、出来上がったかなぁ・・・。
 私はと言うと、次の締め切りが間近に迫り、
 こんがらがった思考のまま制作が続いています。
 息抜きも兼ねて、ランチをとりに
 日本大通りのCAFE de la PRESSへ。
 ここは昭和の初めに建てられた、旧横浜商工奨励館。
 アールデコ風のデザインが美しいレトロな建物です。
 窓から見える、イチョウ並木のグリーンが
 目にすがすがしい・・・。

 実は今日ここに来たのは、もうひとつ理由が。
 先日たまたまNHKのニュースで紹介されていた、
 横浜の盲学校の子供たちの写真展が見たくて・・・。
 視覚を閉ざされた子供たちの、まさに「心の眼」で見た風景が
 素晴らしい写真になって表現されています。
 以前、ビーズ・ビーのインタビューでもお話したことあるんですが、
 ワタシはこのところずっと「共感覚」というものに興味があって。
 視覚、聴覚、触覚、嗅覚etc...それらすべては全部つながっていると
 思うのです。ビーズなどやっていると、ついつい目だけで
 モノを見てしまう事が多いのだけれど。
 
 子供たちが、鳥の鳴き声や、大好きな副校長先生、
 かわいい弟、折り紙で作ったお雛様(と、たまたま作っていた餃子との2ショット!?)
 などに向ける思いがそのまま写真に込められていて、
 見る人に訴えかけるものがある。(被写体の飾らない表情の良いこと!)
 これって単に「見える」ことよりすごいんじゃないかなあ。
 先日のFP祭りでも、小手先の色の組み合わせだけでちゃちゃっと
 作ってしまうのではなく、もっと心の奥にあるものを、
 ビーズで表現する大切さを感じてもらえたかなあ・・・。
 そんなことを思いながら、またアトリエに戻って
 作品と向き合う土曜日です。


 ●Kids Photograhers 子供は天才!
 ボクのワタシの好きなモノ!!

 2007.7.3~8.26
 日本新聞博物館 2階・無料ゾーン
 http://www.pressnet.or.jp/newspark/

 8階の放送ライブラリー 視聴ホールでは懐かしいドラマなど(一話のみ)
 個別ブースで見ることができて、昭和ドラマ好きの阪本、超お気に入りの場所です。