2015年9月に行った
課題作品の発表 その9です。
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【ヴォーグ学園東京校 T・Mさん】
『Day&Night』
「Day」:
カフェで寛ぐ休日
(ざっくりセーターに合うような
柔らかい色あいのネックレス、ブレスレットを作りたい)
「Night」:
エスプレッソでアフォガード
(ニットワンピースに甘くなりすぎない
かっこいいブレスレットとピアスを作りたい。
ブレスレットのイメージはバングル風に)
仕上がりについて
Day:
ほぼ理想通りにできたかなと思います。
ネックレスはオールノットで仕上げたかったのですが
ビーズの数が足りず、9ピン繋ぎにしました。
タッセルとシードビーズは、ブレスレットブック2
よりアイディアを頂きました
Night:
こちらもほぼ想い通りかなと思います。
モノトーンビーズを選んだものの
ブレスレットのイメージをどうしたらいいのか
分かりませんでした。先生より、横に繋げたら楽しい!
というアドバイスを頂きました。こんどは繋ぎ方(技法)を
どうしたら良いのかずっと悩み、
横から縦にしたら面白いかもと思いつき
なんとか形になりました。リングは予定になかったのですが
前回10月のレッスンで習って
楽しかったので単色で作ってみました!
終えてみての感想:
肝心のビーズ選びに時間がかかってしまいます。
どれもこれも素敵なものばかりで
優柔不断な面が前面に出てしまい決められないのが悩みです。
そして、想いを形にすることに時間が掛かってしまいましたが
頭を整理したことでアイディアも活かせて作れたと思います。
出来上がった時は、本当に嬉しかったです!
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まず、送っていただいた画像を拝見して
驚きました!
全体的にすっきりまとまっていて美しく
おまけに写真の撮り方や小物も素敵で
ビーズ本の1ページにそのまま
掲載されていそうな完成度の高さを感じました!
大人の女性のDAY&NIGHT。
抑制の効いた落ち着きの中に
キュートな雰囲気も感じさせる
本当に素敵な作品たちです!
特にモノトーンのブレスレットは
レッスン中に熟考されていたのが
こんな風に綺麗にまとまっていて
私も感激する出来ばえ!
ビーズの配置のリズミカルさと
チェーンを2重使いにしたりする
バランス感も素晴らしいですね。
レッスンにも楽しみながら参加されていて
そこで得た事柄を
きちんと自分のものにして
工夫しながらものづくりをされている姿が
とっても素敵なカフェージョさんのおひとりです!(K)
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【ヴォーグ学園東京校 S・Gさん】
『ショパン幻想即興曲弾きます!』
クラシカルな雰囲気でゴージャス感ある
ネックレスを作りたいと思いました。
デグスにただ通すだけの簡単なものですが、
3連にすることでゴージャス感は出たと思います。
大好きなショパンの幻想即興曲を
発表会で披露する時に身に付けたいです。
私は弾けませんけれど(笑)
この作品は頭に浮かんだものをすぐに形にできたものでした。
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Gさん、クラシックピアノなんて嗜まれているのね?!
なんて最後まで読んだら
妄想的なデザインでした。(笑)
しかも曲名まで!?具体的です!
ピアノの発表会で
サテンのドレスに着けるような
イメージで作られたんですね。
デザイン的には3連でボリューム感もあり
ゴージャス感が出ていて
よくまとまっていますね。
3連の2色のビーズの使い方も
流れがあってとても良いと思います。
強いて言うならば、このビーズたちが
すべてプラスチックビーズなど
軽い素材で作られているところが
「重厚感」という意味では
軽やかすぎるかも?
ラインストーンの大き目なパーツなどを
先端に足すなどすれば、
よりクラシカルなゴージャス感が出せるかもしれませんね。
ぜひ、そんなネックレスを仕上げて
実際に発表会に挑戦してみては?!(K)
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『ストーンチョコのネックレス』
100円を入れてガチャガチャすると
紙コップ1杯分がでてくるストーンチョコ。
そんな楽しくて可愛いネックレスにしたいと思いました。
この作品は初めに頭に浮かんだ感じとは
違ったものになりましたが、レース編みを使い
コロンとしたビーズの良さがでたところが良かったと思っています。
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なるほど、こういうコーティングがされた
チョコレート、ありましたねー。
そんなPOPなかわいらしさを
黒のレース糸でうまくまとめた作品です。
小悪魔的な雰囲気もあって
素敵ですねー。
こんな風にビーズをいれながら編みこんで
よくまとまるものだと、私も感心してしまいました!
下にぶら下がったビーズの部分も
すべて同じ糸が使われていて
ビーズの先に少し出た部分は
接着剤できれいに留めてあります。
レッスンで実際に作品を見せていただいて
「これ、糸Tピンだ!」と
みんなで感心してしまいました!
こういう風にぶら下げたい!と思ったときに
すぐにTピンなどありきたりに使ってしまうのではなく
なんとか同じ糸を使ってみよう!と
工夫してみたのが素晴らしいと思います。
技法は自分でどんどん生み出すもの。
そんな大切なことをもう一度
教えてくれる作品です!(K)
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その10につづく・・・