国立社会保障・人口問題研究所が報告した「人口統計資料集2017」より、生涯未婚率について解析されていた。
データーは2015年調査の結果で「50歳までに一度も結婚をしたことのない人」についてから報告されている。
2015年の調査で男性で4人に1人、女性で7人に1人。
確かに周囲を見渡せば、該当者を見つけることはたやすい。
今の世の中、結婚という形にとらわれないカップルもいる。
その中には、同性愛者も。
また、結婚していても別居している夫婦もいる。
だから数値がすべてではない。
周囲が幸せな結婚生活を送っていれば「結婚したい」という気持ちは膨らむが、楽しそうでない結婚生活を見ていると結婚から遠ざかってしまう。
その上、今ではひとりで暮らすことにあまり不自由を感じない世の中。
でも、私の周りで最近結婚した人々はみんな「幸せ」だという。
確かに、声にもしぐさにも優しさを感じる。
結婚は色々なことに縛られて「不自由」になる。
「不自由」だからちょっとしたことが「幸せ」に感じるのだと思う。
私の周りには60歳過ぎて未婚の方もいる。
それぞれ理由があるようだが、皆さん1度は結婚を考えたことがあるようだ。
そして、そこで痛手を負っている。
早いところ、この痛手にけじめをつけないと、次に進めないようである。
また、1回結婚まで近づいたから、次だってやってくる。
なんて思うのもアウト。
それから私の周りの結婚していない男性は結構プライドが高い。
プライドは必要であるが、高すぎると寂しさを感じる。
「お金がないから結婚できない」はいい訳。
「幸せ」とか「人を好きになる」ことを遠ざけているだけ。
生涯未婚率は今後増えて行くだろうと予想されている。
そのために働き方を、出会いの場をと考えている。
しかし、人を好きになる気持ちを思い出すことも大切なのではないか。