今回、楽しく見ているドラマのひとつ。
「家族ノカタチ」
毎週日曜日の21時からTBS系で放映。
下町ロケットの後番組なのに、視聴率は二桁にならず。
香取信吾さん演じる永里大介 39歳独身の「結婚できない男」
もてないわけではなく「ひとりが良い」と思っている。
上野樹里さん演じる熊谷葉菜子 32歳バツイチ「結婚しない女」
家族について、色々な面からドラマは作られている。
それぞれの言葉が胸に「ずきん」とくる。
先日の放送は、大介の同僚の結婚式が決まったが、結婚式の前夜にふたりは大喧嘩し、結婚を取りやめるという。
その時、大介の父親が言った「大人になってからの俺は女房が作ってくれた」
葉菜子の母親が言った「嫌なことより良いことの思い出が多いの」
これって、私の結婚生活もそうだったなと思う言葉だった。
自分の両親の仲が良くなかったし、家は貧乏だったから親はあまり私の事をかまってくれなかった。
挨拶をするとか、ちょっとした気遣いとか全然できなくて、それを教えてくれたのは主人。
今の自分は彼が居たからこその私だと思っている。
それでも、私たちは離婚し、彼は他界した。
思い出は嫌なことより良いことが多い。
だから、「結婚はいいことだよ。ひとりはつまらない」と言えるし、またそういう生活をしたいとも思っている。
自分の事だけ考えて、自分の好きなように生きていくことも楽しい。
でも、誰かと一緒に、誰かの事を考えて。
そういう生活も楽ではないけど楽しい。
この先どうなっていくのか、毎週楽しみなドラマである。