2021年10月9日(土)
今週もお出かけ。
安曇野市にある「旧国鉄篠ノ井線廃線敷遊歩道」
今回は潮神明宮から旧第二白坂トンネルまでの往復9.8km
歩きます。
ここは1988年に隣に新しいトンネルが出来たため廃線になたっところ。
潮神明宮から常念岳などを見ながら400m歩いたところにあるのが三五山トンネル。
このトンネルは時間になると閉まってしまう。
10月末までは19時に閉まる。
このトンネルは天井にモルタルが吹いてある。
先に進むとモルタルが剥がれてレンガが見えていた。
トンネルを出たところ。
線路は続くよどこまでも。
途中には踏切跡もある。
歩き始めてから3.2km
漆久保トンネルがある。
レンガ造りの素晴らしいトンネル。
トンネルの上から眺める。
この先には普寛・覚明像がある。
鼻が削られているのは、鉄道を弾くときの測量で邪魔だったからとか。
本当なのだろうか。
撮影にはいい雰囲気。
トンネルの天井が黒くなっているのは、機関車の時代のすすなのだろうか。
潮沢信号所付近
当時の写真
そして、今の写真。
同居人さんは廃線になる前にこの線路を利用していた。
「なんとなく覚えているな」と懐かしんでいた。
枯葉の道が気持ちよい。
折り返し地点の旧第二白坂トンネル。
トンネルの向こうから涼しい風が吹いていた。
落ち葉の下の敷石は当時のものなのだろうか。
日が沈むのが早くなってきた。
夕方の電車は太陽に向かって走っていたのだろう。
きのこが顔を出していた。
小さいおじさんが現れそうな世界。
ちっちゃなちっちゃなやまかがし。
かわいいけど、毒もある。
そしてゴールの潮神明宮。
のんびりのんびり歩いたから、往復3時間半。
落ち葉を踏みしめながら過去をのぞき見した感じ。
整備は地域の方々が行っている。
地域の人たちがこの場所を大切にしていることがわかる。
春には地域の方が植えた桜が咲くという。
またその頃に訪れてみたい。
今とはまた違う風景に出会えそうだ。