2022年8月21日(日)
無事に得度式が終わり今日は帰る。
せっかく京都に来たのだから少しは観光もしたい。
同居人さんの提案で「天河大辨財天社」に行くことにした。
場所は奈良県の天川村。
高野山、吉野、熊野の中心にある場所である。
8時ごろ京都を出発して「天河大辨財天社」に着いたのは11時ごろだった。
自然が豊かな山の中ので、近くに天ノ川が流れている。
オートキャンプ場が近くにあり川遊びやBBQをしている家族がたくさんいた。
自然を感じる神社
すごいパワースポットらしい。
ここにきたご縁に感謝して鳥居をくぐる。
階段を上った拝殿で目に留まったのが舞殿。
神様にどんな舞を見せるのだろうか。と想像する。
舞殿に面してある神殿は高いところにあり、五十鈴の鐘を鳴らしてのご参拝となる。
この鈴は普通の鈴のように綱を左右に振ってもならないのである。
鳴らすコツは、綱を回転させることらしい。
挑戦してみたが、綱が重くて思うように鳴らない。
まだまだ修行が足りないらしい。
ここには天から降ってきた四つの石の三つがあるという。
一つは階段横
一つは五社殿の前
一つは行者堂の横である。
人によっては手をかざすと何か感じるものがあるらしい。
私もかざしてみたが、何も感じなかった。
周辺を散策することにした。
新しくしたようで、とても綺麗だった。
禊殿に行った。
こちらも綺麗になっていた。
裏の高倉山が御神体なのだろうか。本殿がなかった。
その代わりに3体の塔が祀られていた。
横の川には禊ができる場所が作られていた。
また、坂道を上ったところには祭祀場が作られていた。
そこから禊殿が良く見えた。
天河大辨財天社の前には神宮寺と称される「来迎院」がある。
ここには樹齢1200年と言われる銀杏の木がある。
空海さんのお手植えと言われている。
その横に空海さんが「阿字観」を作った場所がある。
その場所はゼロ磁場だと言われている。
私は高野山で阿字観を体験し、自分の中に宇宙があることを体感した。
この場所でできたのなら、納得してしまう。
最後におみくじを引いた。
家を作るのには良いらしい。
家を作る予定はないが、居場所をしっかり決めろということなのだろうか。
ちょっと遠くて、公共機関でくるのは大変そうな場所である。
しかし、再びゆっくりと訪れたい場所である。
噂によると、呼ばれた人しか行くことができないという。
次も来ることができることを祈る。