ひとり気ままに

バツイチ女のひとりごと。離婚した人も、離婚を考えている人も、そしてこれから結婚する人も、「気ままな話」を聞いてください。

いい大学出れば幸せ

2016-01-31 13:47:00 | 社会・経済

溜まりきった新聞を読んでいて見つけた記事。

「いい大学出れば幸せ」小学生78%

ベネッセの調査で小学5年生、中学2年生、高校2年生の計9726人に調査した。

「そう思う」と答えたのは、

小学生78%

中学生61%

高校生51%

 

「将来、一流の会社に入り、一流の仕事につきたい」

小学生71%

中学生58%

高校生68%

 

子供達はそう考えてるのか。

私の時代はまだ、高卒でも仕事はあったけど、今は大学出ても見つからない。

ただ、現実は違うと思う。

いい大学出て、一流企業に就職したからって幸せだと思っていない人はたくさんいるだろう。

 

この子供達に聞きたい。

何を「幸せ」というのか。

 

私の憧れる「幸せ」は穏やかな生活が出来ること。

確かに、大学出て一流企業に就職すればそれなりのお給料をもらえるが、このお給料をもらうために、どれほどの辛さを味わうか。

その辛さは、きっと退職するまで続く。

一流企業に入社することがゴールではない。

 

でも、一流企業に入社すれば、老後の生活が幸せになるだろうって、それも保証はできない。

誰が教えるのだろうか。

まあ、勉強することは大切。

ただ、勉強はいつでもできる、小学校や中学校や高校でなければできないこともある。

子供の時についた体力などは、大人になっても役に立つ。

幼い時の友達は大きくなっても支えてくれる。

 

今の子供達が社会に出る頃、世の中はどうなっているのだろう。

お願いだから、老人にはやさしくしてほしい。

私の幸せはあなた達に掛かっているのかもしれない。

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性的欲求低下障害改善薬

2015-08-23 08:06:08 | 社会・経済

「女性版バイアグラ」米承認

8月20日の新聞記事

 

どういうことなのだろうかとちょっと悩んだ。

バイアグラは有効成分の「シルデナフィル」が勃起抑制酵素の働きをさまたげることで勃起を促進させる薬ある。

性的興奮を増大させる薬ではない。

 

今回、FDA(米食品医薬品局)が承認した「Addyi(アディ)」は女性の性欲不全を改善させる経口薬である。

脳に直接作用し、性欲を高めるのである。

 

性欲の低下は3つに分類されるらしい。

欲求相(したくなる)、興奮相(ぬれる、勃起する)、オルガズム相(感じる)。

バイアグラは興奮相、アディは欲求相であるが、大まかにくくると性欲の低下となる。

そのため「女性版バイアグラ」となっている。

 

FDAの報告を見たが、この臨床は難しかったのではないのだろうか。

臨床では実薬とプラセボとよばれる主成分が入っていない錠剤をそれぞれの患者に与え、その結果を報告する。

たとえばバイアグラなら、勃起した、勃起しなかったとわかることだが、やる気になった、やる気がなかったは気分の問題も出てくる。

結果はそんなもんだろうなという感じである。

 

この薬は、閉経前の女性に適用される。

臨床も平均年齢は36歳、性的欲求低下障害の平均期間5年だった。

一般的な副作用は、めまい、傾眠(眠気)、吐き気、疲労、不眠や口の乾燥。

注意事項はアルコールと併用しない。

低血圧、失神を引き起こす可能性がある。

 

好きな人とSEXが出来ないは確かに深刻な悩みだったと思う。

これが改善され、愛情を深め、子供が出来れば素敵なことである。

今回はアメリカでの承認。日本ではどうなのか。

 

重い副作用が確認されているため、医師の診察が必要になるため簡単には手に入らない。

しかし、そういう薬品が裏で売買されている。

男性に知らず知らずに服用されて・・・等の事件が起こらないとよいと思う。

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人のにぎったおにぎりが食べられない

2015-07-20 10:22:21 | 社会・経済

テレビの番組で放送していた。

最近、他人のにぎったおにぎりを食べられない人が増えている。

 

若い時好きだった人もダメだったな。

小学生では4人に1人が食べられないそうだ。

若い人に聞いても食べられない人が多い。

「どんなところで作ったかわからないから」

おにぎりが嫌いなわけではない。

「コンビニ等のおにぎりは、衛生的に作られているから大丈夫」

 

ネット調査の結果、「食べることが出来る」と答えた1番の県は「静岡県」

「食べられない」と答えた1番の県は「青森県」

 

県民性を研究している方のインタビューでは、静岡県は東海道が端から端に通っているので、何でも受け入れる県民性です。

では、青森県は?

テレビ局の人が青森県に行ってわかったことは、皆さん家庭の味を大切にしていることだった。

 

「他人」の定義も難しく、母親以外と言う人も。

会社の同僚はしっかり他人らしい。

 

「SEXが気持ち悪い」という人が増えていくわけだ。

ただ、人はそんなにか弱くはない。

小さいころから菌を寄せ付けない生活が危険を増やしている可能性もある。

「泥遊びは汚いからダメ」

本当にそうなのだろうか。

 

おにぎりを彼に食べてもらえたら、彼は私を他人と思っていないこと。

食べてもらえなかったらショックだけどね。

 

でもきっと、お寿司は食べるのだろうね。

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夏休みの宿題3(社会)

2006-08-16 01:56:44 | 社会・経済
8月15日。今日は終戦記念日。
小泉首相が靖国神社を参拝した。
それが正しいことなのか?間違っていることなのか?それは私にはわからない。
ただ、日本も戦争をしていた時代があって、多くの人が犠牲になったんだ。って事を多くの国民に知らせる、いい機会だったと思う。

私の実家も、毎年8月15日は戦没者慰霊祭に参加している。
5年ぐらい前までは、今年89歳を迎える祖母が参加していた。
最近は、嫁である母が参加している。

私が物心ついたとき、我が家の仏壇の横には、曽祖父と祖父の写真の横に、20代の軍服を着た、父の弟によく似た人の写真があった。
「この人、誰?」
「おじいちゃんの弟。戦争のときにね、中国の向こう岸も見えないような大きな川で、船を沈められて死んじゃったのよ」
祖母が教えてくれた。それ以上は、何も話してくれない。
私が少し大きくなったとき、父が話してくれた。
「帰りの燃料も積まないで船は出て行ったんだよ。大きな川だから、生きているのか死んでいるのかまったくわからない。遺留品も何もないから、お墓の中は空っぽなんだよ」
我が家のお墓の横に、このおじさんの石塔が立っている。

もちろん祖父も出兵している。「傷病軍人」である。
銃弾でやられた祖父は、死体の中にいたそうだ。
近くにいた人が、祖父が生きていることに気づき、祖父は助かった。
銃弾で傷ついたため、一足早く帰国することができ、命拾いをしたそうだ。
死ぬときまで、体の中に銃弾の欠片が残っていた。と聞いている。

数年前、市内の公園の一角に、戦争に参加した人の慰霊碑が建立された。
祖母は「おじいちゃんの名前も載っているわよ」と、嬉しそうにその慰霊碑を拝んでいた。

小さいとき、祖母の家に泊まりに行くと、「すいとん」を作ってくれた。
家に帰って、母に作ってくれと言っても、作ってはくれなかった。
父も、母も「すいとん」にいい思い出なんてないのだ。
父が生まれたのは、真珠湾攻撃の1週間前、そして母が生まれたのは、その前の年。


私は思う。戦争を好む人など誰もいないと。
人が人を殺して平気でいられるはずがない。
殺さなければ、自分が殺される。その思いだけである。

誰が悪くて、誰が悪くないなんて、決めることは出来ない。
勝者、敗者があるから、悪い、悪くないが決まっただけである。

戦争による犠牲者、出兵した人、空襲や原爆で亡くなった人、飢えで死んでいった人、そして裁判に掛けられた人、すべての死を無駄にせず、平和を祈るのではなく、守る気持ちを忘れてはいけないと思う。
みんなが求めるものは「平和」だったはず・・・

8月15日。
自分が平和に暮らせることに感謝して、多くの犠牲者に黙祷を捧げる。
戦争が終わったのは、たった61年前。
私の生まれる20年前の話。
そんな昔話ではないのである。






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