2021年8月1日(日)
今日の目的は「八ヶ岳高原ヒュッテ バッグヤードツアー」の参加。
ちょっと前の人は知っていると思うテレビドラマ「高原へいらっしゃい」。
そのドラマで使用されていた「八ヶ岳高原ヒュッテ」
昨年の8月に国の有形登録文化財となった。
もともとは昭和9年に東京の目白に建てられた尾張徳川家第19代当主・徳川義親侯爵の本邸主屋。
設計者は銀座和光などを手がけた渡辺仁氏。
前回訪れた時に1階と2階の平面図が展示されていた。
「この階段はどこに行くのだろう?」
明らかに3階がある。
ところが、現実には3階に上がる階段が見つからない。
「どこだ」と友人と話していた。
そこへこの企画。
「参加します!」
まず渡されたのがヘルメットと軍手。
今回の参加の条件「背丈以上の梯子を登れる方」
というわけで梯子を登る。
今は屋根裏になってしまった3階であるが、以前は部屋として使用されていた。
3階の窓から見える景色。
そしてこんなものもある。
このワイヤーが何を吊っているか。
このシャンデリア。
電球はLED電球に変更したが、シャンデリアは建築当時のもの。
貴重なものも保管されていた。
ヒュッテの正面にある尾張徳川家の家紋。
徳川家といえば、水戸黄門の印籠にある三つ葉葵を想像するが、違うのである。
貴重な見学ができて満足。
外から建物を見たら、確かに3外建てだった。
八ヶ岳高原ヒュッテは昔はホテルであったが、今はリニューアルした。
展示販売、会議、セミナーなどに利用出来る多目的ホール。
また、結婚式会場にもなる。
レストラン、喫茶の営業も行っている。
ただし冬季(12月〜4月)はクローズとなる。
天気の良い日はお庭でティータイムも気持ち良い。