後味の悪い映画だった。
映画を見ながら映画の最後を考えていた。
そしてラストシーン。
「どうして・・・」
「悪は罰せられる」が正しいと思っているといけない。
いや、本当の悪は何かを考えてしまう。
ストーリーは、銀行のパートから社員になった主人公が大学生と不倫し、巨額の横領をする話。
主人公役の宮沢りえさん。
素晴らしい女優さんですよね。
普通の主婦が枠の中からはみ出し、楽しみを感じ、そして自分の間違いにも気付きながらそれを続けて行く苦悩。
そしてベッドシーンで見せた、色気。
私が一番印象に残ったのは、大学生とホテルで豪遊しているときの楽しそうな笑顔。
子供のような可愛い顔していました。
「ヒモ男は女がつくる」の王道の話。
昔を懐かしく思いました。