2022年7月9日(土)
八海山尊神社に向かう途中に気になる地名があった。
「清津峡渓谷って、ここ曲がるのね」
そう言いながら「清津峡渓谷」に何があるのかさっぱり思い浮かばなかった。
「映えスポットだ」そう気がついたのは昼食の時。
地図を確認して行くことにした。
魚沼スカイラインを走る。
眼下に広がる緑はお米。魚沼米である。
「緑の絨毯は果てしなくびっちりと続くのね」と感激する私。
15時を回っての到着だったが駐車場には多くの車があった。
今は3年ぶりに「大地の芸術祭」が開催されていた。
この「清津峡渓谷トンネル」は2018年に大地の芸術祭のアート作品となった。
入坑料は通常800円であるが、大地の芸術祭期間中は1000円となっていた。
清津峡渓谷は「日本三大渓谷」と呼ばれ、国の名勝・天然記念物に指定されている。
昔からの観光地であり、川沿いに美しい柱状節理を見るために歩道が作られていた。
しかし、1988年に崩れて通行止めとなってしまった。
そこで、安心して観光してもらうために作ったのが全長750mの「清津峡渓谷トンネル」
それを2018年の大地の芸術祭でアート作品にしたのだ。
トンネルの一番最後にあるパノラマステーション。
多くの人が次から次にやってくる。
誰からともなく順番に並び揉めることなく撮影をしている。
日本人の素晴らしさを感じる。
トンネル内にはその他にも作品ができている。
トンネルの通路は赤、緑、青などの光になっている。
第三見晴所は「しずく」と題されている。
第二見晴所は「Flow」
真ん中のドームはトイレである。
パノラマステーションから外側を見ると昔の歩道が残っていた。
歩道を歩くのもドキドキだっただろう。
しかし、素晴らしい柱状節理に驚くばかり。
これも海底火山の噴火活動によるもの。
つまりここもフォッサマグナだった証。
一眼で思うように写真を撮りたい。
お土産やさんで、八海山ロープウェイ乗り場で気になっていたアイスを購入。
新潟の米が入っているかと思ったら、高山で製造。
米粒はわからなかった。