ひとり気ままに

バツイチ女のひとりごと。離婚した人も、離婚を考えている人も、そしてこれから結婚する人も、「気ままな話」を聞いてください。

【映画】 女が眠る時

2016-03-19 09:03:34 | 映画

結局なんだったの。

それがこの映画を見ての感想。

 

始めて書いた小説がヒットした小説家、清水健二(西島秀俊)。

2作目は出したが、3作目は書けず小説家をあきらめかけていた。

この話は健二が妻の綾(小山田サユリ)とリゾートホテルで過ごした5日間の話。

 

初日にプールサイドで出会った初老の男・佐原(ビートたけし)と若く美しい女・美樹(忽那汐里)のカップル。

健二はなぜかとても気になり目を離せない。

妻の綾は編集者で、ホテルに来たものの、昼間は仕事のためいない。

時間がある健二はふたりを追っていく。

 

笹原は言う「あの子の最後の日を記録しようと思って」

彼女の寝ている姿を撮影し続けている。

ますます、気になっていく健二・・・

 

4日目あたりでもしかしてこの話は。

と先が見えたのに、どうしても話がつながらない。

頭の中がぐちゃぐちゃになっていくのに、集中できなくて眠気が出てくる。

頭が理解できなくてOFF状態になったのか。

 

R12指定ではあるが、特には気にならない。

綾の裸体シーンがあるが、この人いくつなのだろうと思う。

色気を感じない。普通の女性。

若い美樹との比較だからなのか。

美樹は清楚に描かれているから、寝姿のみ。

下着も白で清楚な色気はあるが、女ではない。

 

答えを出そうとして見てはいけないのかも。

自分でストーリーを作りながら見ていく映画。

台詞や細かい描写を繋いで行くことが内容を深めていく。

 

 

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【映画】 信長協奏曲

2016-01-30 20:43:10 | 映画

待っていたのですよね。

もともとは石井あゆみさんの漫画。

2014年のフジテレビ開局55周年プロジェクトのひとつとして、アニメ、ドラマ、映画の公開となった。

ドラマは2014年10月13日~2014年12月22日に月9枠で11話放映された。

 

「最後は映画で」

こんなドラマの終わり方があるのか。

長い長い予告編をテレビドラマにしたのか。

いろいろ言われたが、ドラマの最後を見ないと気になる方は観た方がよい。

 

結末はわかっていたけど、ほろっとした。

信長の最後である「本能寺の変」の話。

出演者たちが素晴らしい。

織田信長 / 明智光秀 小栗旬さん

池田恒興 向井理さん

羽柴秀吉 山田孝之さん

前田利家 藤ヶ谷太輔さん

柴田勝家 高島政宏さん

徳川家康 濱田岳

帰蝶 柴崎コウ

 

リーダー論も含まれている感じがするストーリー。

信長の正室である帰蝶の言葉はなかなか言えない言葉だろう。

 

テレビ放映から1年が過ぎてしまい、すっかりストーリーを忘れてしまっていたが、映画だけでも楽しめる。

いい男ぞろいなので、目の保養にはいい。

ただ、やっぱりテレビドラマの最終話であり、素晴らしい映画と絶賛はできない。

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【映画】 百日紅~Miss HOKUSAI~

2015-06-01 01:08:59 | 映画

わざわざ小田原まで見に行った映画。

こちらも原作は「杉浦日向子」さんの漫画。

 

主人公は葛飾北斎の娘お栄。

北斎と共に浮世絵を書いていた。

先日の北斎展でも説明があった。

 

北斎の絵がどうして多くの人の心を打つのか。

なるほど。と思った。

 

映画の中で、赤色が際立っていた。

とっても印象的。

 

小布施の「葛飾北斎美術館」行かなくちゃ。

今年の9月には18禁の「春画展」が東京で開催する。

これも見に行かなくちゃ。

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【映画】 脳内ポイズンベリー

2015-06-01 00:38:40 | 映画

予告を見て、面白そうと思ったので見た。

ちょっと期待外れ。

出演している俳優さんや女優さんのファンなら見に行って。

 

もともとは「水城せとな」さんの漫画。

主人公の櫻井いちこ(30)は、飲み会で同席した早乙女亮一(23)と交際を始めるのだが、脳の中ではいろいろな感情が大騒ぎをして会議をしている。というお話。

 

「ポジティブ」「ネガティブ」「衝動」「記憶」「理性」が擬人化されている。

理性が限界MAXになると「本能」がやってくる。

 

胸がときめく男性が現れ、男性の家まで行ってそのまま帰るか、その先に行くか。

脳の中では大騒ぎ、そして限界MAX。

本能は・・・。

もちろん彼を誘ってベッドの中へ。

翌朝は理性が戻って、慌てて帰宅。

 

胸がときめかないけど、自分の理想の男性からの告白。

「もう、恋愛なんてこと考えないで、結婚を考えなさいよ。30歳なのよ」

友人の言葉に悩むけど、やっぱり「好き」の衝動は抑えられない。

 

理想と真逆の「好き」だけの男性と同棲。

小説が売れて、映画化され・・・。とどんどん高収入になっていく主人公と、売れない芸術家の彼。

気持ちのすれ違いが生じて、主人公の「ポジティブ」は深い眠りに入ってしまう。

 

そしてラストへ。

「あなたのことが好き。でもあなたを好きでいる自分が嫌い。自分を好きでいたいの」

何だかズキッとくる言葉。

 

すぐに人を好きになって、相手に合わせるために、自分を殺してしまうことが多い私。

自分のやりたいことを押さえて、会いたいという気持ちさえ殺してしまう。

「この人を好きでいる自分が好き」と思える人。

どんな人なんだろう。

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【映画】 フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ

2015-03-21 01:28:03 | 映画

R18+バージョンを見たかったが、20日から「TOHOシネマズ日劇」の上映時間が19:45~22:05になり、見るならお泊りが必要となってしまった。

そこで地元の映画館の上映時間を調べると、どこも20日が上映最終日になっていた。

R15+でも見ておかなくちゃと22:40~0:55の上映に向かった。

今日は2カップルと、ひとりが3人の7名で鑑賞。

今日1日もんもんとしていて、こんな時間に激しいの見たらヤバいかしら。と事前準備までして行ったのに・・・。

 

この映画は、以前にも紹介したように

「ママのためのポルノ」とか「乙女のためのポルノ」とか呼ばれている。

原作はロンドン在住の一般の女性が趣味でネットに投稿した小説。

世界50ヶ国以上で出版され、全世界累計1億部突破のベストセラー恋愛小説となっている。

 

たしかに、女性が好きそうな恋愛映画のストーリー

「愛を知らない男と、恋さえ知らない女。激しい恋に落ちたふたりにはある秘密が・・・」

プレイルームがあって、そこに準備されているのはSMの道具。

男性は支配するのが性癖だという。

 

プレイルームは赤い部屋だった。

そう、我が家の寝室も赤い部屋だった。

真っ赤なカーテン、真っ赤な絨毯、真っ赤なシーツ、真っ赤なベッドカバー。

そこがやはりプレイルームだったから。

 

話題のベッドシーンやSMシーンにはがっかり。

やっぱりR18+にすれば良かった。

雰囲気を壊すまっ黒なモザイク。

画面の半分が真っ黒だったり、男性がまるまるモザイクの中に入り、どんな行為をしているのかさっぱり分からなかったり。

それに、ポルノとは程遠い。

おかげでほとんど興奮しなかった。

私はママでもなければ乙女でもないからね。

でも、経験の少ない若い人が見たら、別の世界を覗くようで興奮するのかな。

まあ、少なからず女性の心の底にはこういう世界を体験したいという気持ちがあるのだろう。

 

甘ったるい純愛小説が好きなら見るのはお勧め。

最後は予想外の終わり方。

続きを作るつもりなのか?

 

この映画で一番印象的だった言葉。

「男女の関係は波風も立つけど、自分を知るいい機会よ」

主人公のお母さんが言った言葉である。

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