2022年7月17日(土)
「霧ヶ峰自然保護センター」のパネルに気になるものがあった。
諏訪神社のお祭りに「御射山祭」は欠かせない。
説明では「中世、御射山社は源氏、北条氏などの武士から厚い信仰を受け、重要な祭祀の場所となりました。鎌倉時代には盛大な御射山祭が行われ、武士が集まって狩猟を行っていたと考えられています。・・・」
「なるほど、ここに行ってみたい。」
センターから車でわずかなところだが、入り口がわからずウロウロ。
神社までの道は一般車両進入禁止のため、路肩に車を止めて歩き出す。
曇っていた空もとうとう泣き出し、気温も下がる。
軽いドライブのつもりだったので、雨対策も考えていなかった。
小さな祠を見つけた。
御柱も立てられている。
ここが旧御射山神社。
かつてはここに御神体が降りてきて、下社の春宮と秋宮に住むと信じられていた。
江戸時代に里に近い場所に移されたので、今はここを「旧御射山社」という。
狩猟や祭祀を行っていた時に作られた階段状の桟敷き跡。
この山の中に、どれだけの人が集まったのだろうか。
磐座なのか大きな岩があった。
すぐそばに「ヒュッテみさやま」があり、若い男性3人が傘をさしながら散策していた。
今日は宿泊なのだろうか。
雨もひどくなってきたので、来た道を戻ることにした。
天気が良い時にもう少し散策してみたいところである。