母親とは、いつから自分が母親であることを認識するのだろう。
10ヶ月も自分と一緒に暮らす胎児。
「この子を守れるのは自分しかいない」と思うのだろうか?
経験のない私にはわからない思いがあると思う。
さて、母親と私、最近になってやっと意思疎通が取れるようになった。
母は、私が小学校に上がると同時にお勤めを始めた。
家には、私の曾おばあちゃんも同居していて、仕事、家事、育児、介護とすべてをこなしていた。
冬になると真っ赤になり、あちらこちらが割れてしまっている母の手を見るのが辛かった。
私の離婚騒動で、母の妹の家にしばらく居候になっていた。
そんな時、おばからこんな話を聞いた。
「あなたは小さいときから手の掛からないいい子だった」とお母さんは言っていたわよ。
違う。私は、毎日忙しく働きまわっている母親に声を掛けられなかった。
声を掛けて時間を取らせるのはいけないと子供心に感じていた。
だから、母親に甘えてじゃれつくことなどなかった。
先日、アパートに帰ると冷蔵庫に食材がいっぱい入っていた。
一人暮らしで忙しい私のために、時々母が差し入れをしてくれる。
その中に私の嫌いな「らっきょの漬物」がびんいっぱいに入っていた。
母は私がらっきょに箸をつけていなかったことに気がつかなかったのだ。
姪っ子が生まれ、その子と私の年齢差が、ちょうど母親と私の年齢の差である。
母偉かった。今の自分にこんな子がいたら私は・・・
それから母への感謝の気持ちがわき、今やっと親子関係が出来てきている。
定年して毎日実家にいる母、母親が家にいるのはいいな。と感じながら、甘えている40歳目の前の娘である。
だるだる日記の母になれている?
父親的生活の母との夏にトラバです。
10ヶ月も自分と一緒に暮らす胎児。
「この子を守れるのは自分しかいない」と思うのだろうか?
経験のない私にはわからない思いがあると思う。
さて、母親と私、最近になってやっと意思疎通が取れるようになった。
母は、私が小学校に上がると同時にお勤めを始めた。
家には、私の曾おばあちゃんも同居していて、仕事、家事、育児、介護とすべてをこなしていた。
冬になると真っ赤になり、あちらこちらが割れてしまっている母の手を見るのが辛かった。
私の離婚騒動で、母の妹の家にしばらく居候になっていた。
そんな時、おばからこんな話を聞いた。
「あなたは小さいときから手の掛からないいい子だった」とお母さんは言っていたわよ。
違う。私は、毎日忙しく働きまわっている母親に声を掛けられなかった。
声を掛けて時間を取らせるのはいけないと子供心に感じていた。
だから、母親に甘えてじゃれつくことなどなかった。
先日、アパートに帰ると冷蔵庫に食材がいっぱい入っていた。
一人暮らしで忙しい私のために、時々母が差し入れをしてくれる。
その中に私の嫌いな「らっきょの漬物」がびんいっぱいに入っていた。
母は私がらっきょに箸をつけていなかったことに気がつかなかったのだ。
姪っ子が生まれ、その子と私の年齢差が、ちょうど母親と私の年齢の差である。
母偉かった。今の自分にこんな子がいたら私は・・・
それから母への感謝の気持ちがわき、今やっと親子関係が出来てきている。
定年して毎日実家にいる母、母親が家にいるのはいいな。と感じながら、甘えている40歳目の前の娘である。
だるだる日記の母になれている?
父親的生活の母との夏にトラバです。