ひとり気ままに

バツイチ女のひとりごと。離婚した人も、離婚を考えている人も、そしてこれから結婚する人も、「気ままな話」を聞いてください。

【本】 善光寺コード

2021-01-12 23:37:35 | 本と雑誌

2021年1月7日(木)〜2021年1月11日(火)

 

3連休に読んだ本。

本屋に行くたびに気になっていたが、ダビンチコードのパクリ?と思って手が出なかった。

しかし、やっぱり気になったので今回読んでみた。

なかなか面白かった。

わかっていたようで理解できていなかったこと。

善光寺のご本尊は欽明天皇の時代に百済から伝わった阿弥陀如来像。

仏教伝来の話は学校で習った。

崇仏派と排仏派に分かれて、この阿弥陀如来は蘇我稲目が祀っていた。

その後、崇仏派の蘇我入鹿が排仏派の物部守屋を攻め滅ぼすことになった。

その仏像が善光寺にあるのだ。

そう思うと、なぜ善光寺に?と疑問に思うのだが、この本のメインはそれではない。

善光寺と諏訪大社の関係について多くの資料から説明をしている。

善光寺は諏訪大社によって作られ、守られている。

回向柱と御柱についても記載されていた。

コロナのために、今年開催予定の善光寺ご開帳は2022年に延期となった。

そして、御柱は予定通り2022年。

もともと、ご開帳は定期的ではなく資金集めのために開催していた。

近年になってから、御柱の前の年開催となっている。

だから、開催年を変更してもあまり問題はない。

しかし、御柱は何百年も前から寅年と申年の開催となっている。

本を読みながら気になった人物がいる。

善光寺が大変気にって、甲斐に善光寺を作った「武田信玄」

去年のお正月もそんなことを言っていたな。

 

1月7日(木)

今日のお弁当はハンバーグと鶏の唐揚げ。

毎日作るお弁当にもだいぶ慣れた。

1月8日(金)

差し出し人不明のメールが届いた。

@docomo.ne.jpからだったので、しばらく悩んでいた。

朝に来たメールを無視していると、お昼、夕方、夜とやってきた。

おかしい、私に対してこんな文章のメールを送る人は思いつかない。

ネット検索したら、2015年頃から同じ文章で迷惑メールが届いているようだ。

今の世の中eメール使っている人少ないから、すぐに迷惑メールバレてしまうね。

1月9日(土)

1歩も外に出ないで読書。

こんな1日は贅沢な1日。

1月10日(日)

お正月に飾ったお飾りを、善光寺に納めに行く。

途中で見つけた素晴らしいつらら。

子供の頃は自宅の屋根からもつららができていたが、最近は見ることもなかった。

善光寺では1月7日〜1月15日に御印文頂戴が行なわれている。

今年も頭に三判の宝印を押してもらった。

これで所願成就、極楽往生できるという。

1月11日(月) 成人の日

今朝も雪だった。

雪に水分のある雪やサラサラの雪があることがよくわかった。

暮れに頂いたお花の残りとお飾りについていた水引を活用。

3連休もあっという間に終了。

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【本】 思わず考えちゃう

2019-04-12 12:30:32 | 本と雑誌

本屋で見つけて、本の題名とイラストで購入した。

思わず考えちゃう
ヨシタケシンスケ
新潮社

生活が変化して考えることも変わった。

仕事をしているときは98%仕事の事を考えていた。

仕事が無くなった今「思わず考えちゃう」と言うことが私にも沢山ある。

 

著者のヨシタケシンスケさんは絵本作家である。

この本は著者が自分のスケジュール帳に描いた「思わず考えちゃったこと」である。

イラストで描かれた「思わず考えちゃったこと」にスケッチ解説が書かれている。

 

「ぼくのストローのふくろ」

自分はストローの袋をちっちゃくきゅっとたたむのに対して、くしゃくしゃとそのままの人。

自分の目の前にくしゃくしゃがあったらそれが気になってしまう。

別にいいとか悪いとかでなく飛んで行ってしまいそうだなと。

思わず「私もぉ~」と声が出る。

神経質な訳ではない、ただ気になってしまうのだ。

 

この本の中で、今の私へのメッセージだと思ったのは

「幸せとはするべきことがはっきりすること」

著者は幸せとは「何かを決めた瞬間が一番楽しい」と結果を出した。

たとえば、「今日は冷やし中華にしよう」みたいなとき。

「何かが決まっていない状態、どうしようかな、あれもできるし、これもできるしなっていう状態は、不安がつきまとう」

 

そういうことなのだ、何でも出来ることが幸せだと思っていたが、意外とそうではない。

「朝6時に起きて会社に行く」と決めた時の方が幸せなのだ。

選択肢が沢山あって不幸なときどうすればいいのか。

著者いわく「選択肢を強制的に減らしてもらう」

「あれとあれしかできないよな、ってことはこれとこれだけやっておけばいいんだよな」

 

そう、自分の出来ることをコツコツとやる。

それが幸せの近道だろう。

著者と私の考え方が似ているから「そうそう」と思いながら読んだ。

しかし、世の中にはこの考え方にイラっとする人もいるだろう。

著者も私もこの考え方をみんなに押し付けようとは思っていない。

だから「思わず考えちゃう」なのではないのだろうか。

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【本】 モモ

2019-02-21 00:28:02 | 本と雑誌

2019年2月13日(水)

 

やる気が出た日。

やっと「モモ」を読み終わった。

モモ 時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語
 
 

1973年に発売された本。

作者のミヒャエル・エンデは児童書として書いているが、子供達はこれを読んでどう思ったのだろうか。

灰色の男に「時間を積み立てませんか」と言われて、時間を盗まれていく人々。

働いても、働いても時間に追われて疲れてゆく大人。

時間が無いから子供達のことを相手にすることができない。

それならと、外で想像豊かにして遊んでいた子供達を一カ所に集めた。

その場所で子供達は決められた規則を守り、物事を決められて通りに行うことしかできなくなる。

 

たったひとりで生きているモモ。

時間もたっぷりある。

しかし、誰もモモと遊ぶことも、頼ることもしない。

ひとり孤独になっていく。

モモが身を持って知ったことは

「他の人と分かち合えるのでなければ、それを持っているがために破滅してしまうような、そういう富があることだけ」

 

しかしモモは灰色の男たちと戦い、人々に時間を取り戻すことができた。

人々は時間にゆとりができ、大人にも子供にも笑顔が戻る。

 

わたしも随分灰色の男たちに時間を渡していたようである。

今のゆっくりとした時間に笑顔が戻ったかと言えば少し違う。

何もないことの不安も出てくる。

ない物が欲しくなる現象なのだろう。

 

家に帰って、いただいたお花で遊ぶ。

やる気になれば、色々できるのだ。

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【本】 知られざる北斎

2018-08-15 10:07:29 | 本と雑誌
知られざる北斎 (幻冬舎単行本)
神山典士
幻冬舎

新聞の広告ランで気になった本。

「モネ・ゴッホはなぜ北斎に熱狂したのか?」

 

浮世絵師は沢山いたのに、なぜ北斎が「世界の北斎」と呼ばれるのか。

私にも疑問であった。

その疑問が解けるのかと思い読んだが、疑問は疑問のまま残ってしまった。

 

ただ、浮世絵が海外に流れて行ってしまった理由がわかった。

西洋では「コレクショニズム」がある。

これは、世界中の価値ある物を自分たちの価値観で体系化し、世界を所有することであり、

それを一般に公開して、自分の立場と力が上位に立つことを誇示する事である。

そしてそれが資本主義である。

つまり、19世紀末に起きた「ジャポニズム」西洋人が日本の美を愛したのではなく、美を通して日本を飲み込もうとしていた。

 

始めは、鎖国時代だったので鎖国でも日本に入ることができた人が海外に持ち出した。

その時、陶器を包んでいたのが浮世絵だった事は有名な話。

ただ、これにはあまり価値はなかった。

 

もともと、浮世絵は大衆美術なので、日本ではつい最近まで価値のある物ではなかった。

それを大々的に美術品として海外に紹介したのが1867年のパリ万博である。

それに携わり、その後も海外に日本芸術を紹介し、仲介した画商が「林忠正」である。

日本では知られていないが、海外では有名な方だ。

彼はただ販売するのではなく、日本を紹介しながら、海外の作家に協力していた。

ピサロ、モネ、ドガなど、お金ではなくてブツブツ交換で渡していた。

ただ、ゴッホは彼の客ではなかった。

つまり、彼はゴッホは認めていなかったのではないかとのこと。

 

大物の作家たちが浮世絵を絶賛したのは、色使いと表現の自由さだった。

西洋美術では、神々や神話の英雄を描いたものが高貴であり、花や蝶、動物や昆虫をテーマにすることはあり得なかった。

北斎漫画で花や蝶や動物や昆虫を描いている北斎は崇める人だったのかもしれない。

 

さて、日本ではどうだったのか。

海外での浮世絵展や北斎展の成功に、日本人は驚いていた。

そこで色々な活動が広まった。

その中で、後年に北斎が過ごした小布施の街つくり。

そして、北斎が生まれた墨田に建てられた「すみだ北斎美術館」。

この二つの経緯や苦労が紹介されいた。

 

なぜ、今北斎なのかについて著者は「資本主義以降の社会」のシンボルが「北斎」だという。

資本主義が本来持っている「独占」と「欲望」ではなく「共有」

そして「収奪」ではなく「認め合い」

確かに、北斎は北斎漫画等で画法やお手本を作り「共有」した。

また、色々な宗派で学び、海外の画法や具材を取りこむところは「認め合い」をしていたのだろう。

 

ただ、やっぱりなぜ「北斎」なのかはわからない。

彼は長いこと活動をしていた。

そのため、多くの作品を残している。

多種多様な作品が色々な人を魅了するのだろうか。

 

この本では、北斎についてよりも、北斎を推し進めた人々について学ぶことができた。

「北斎」が独り歩きして有名になったわけではない。

2017年5月からは大英博物館、10月からは大阪・あべのハルカス美術館と上野の国立美術館。

ローマでも北斎展が開かれた。

国内でも多くの企画展が開催され、多く入場者があった。

また、今後も開催の予定がある。

 

「北斎」がみんなに好かれるのは、絵もそうだが生き方なのではないだろうか。

自分の仕事を常に向上させようとする力。

目的は「お金」ではなく「作品の出来」

自分の満足なのである。

 

読みやすい本ではあるが、時代の流れを追って行くのが難しい。

なぜ「北斎」なのかはわからなかった。

しかし、北斎のためにいや北斎だから動いた人々のことは良くわかった。

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「仙道房中術の悟り」の中で気になったことをメモ。

2018-04-08 09:56:17 | 本と雑誌

「仙道房中術の悟り」の中で気になったことをメモ。

 

男性は性交によっての肉体の快感はそれほどでもない。

それよりも、探究心や征服欲、また保護欲が大きい。

自分の能力を確認する作業。

 

女性は素直に快感を得られる。

そのため自分が快感を得られれば良いから目をつぶっている。

 

古代中国では異常に早婚であった。

特定の異性を知らない少女時代に結婚して、唯一頼れるものが夫であり、性も夫によって開発されていく。

そのため純愛が育っていたのであろう。

 

顔も見たことが無い人に愛情を持てるのか。

抱き合った人だからこそ、愛情は湧いてくる。

 

夫によって開発された性はどんどん貪欲になる。

そのため、早くに夫をなくしたら、次を早くに与えないといけない。

 

精神的に愛した男性に性感を開発されなかった女は、よりよく開発してくれる男性を求めて浮気する。

 

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