2022年4月17日(日)
昨年通ったとき、この道は通行止めだったはず。
お花見をしながら歩く。
さて、問題の分かれ道。
旭山にはこのような大きな石を使った古墳がたくさんあるらしい。
御開帳中の善光寺も良くわかる。
安心したので、おにぎりを食べてから移動する。
大きな岩がゴロゴロしている。
朝日山城跡
帰りは朝日山観音堂を経由して帰る。
まっすぐ帰ろうと思ったが、善光寺に予定が出来て善光寺による事にした。
天気の良い日曜日。
街中の桜は散ってしまったが、山の中腹ではまだ咲いていそうである。
善光寺の事を調べていると「旭山(朝日山)」は特別な山だったと感じた。
太陽が沈む方角の山。
極楽浄土の方角の山である。
標高785mの旭山は武田方の山城であった。
頂上は朝日山城跡となっており、近くに展望台がある。
旭山観音堂の先から行くルートがある。
ところが、Google Mapで検索すると、その手前から登って行くルートを示していた。
昨年通ったとき、この道は通行止めだったはず。
通行出来るようになったのだろうか?
長野駅から西に向かって歩き出す。
県庁通りを横切り、裾花川を渡る。
そして住宅地を登っていく。
「阿弥陀寺」周辺の桜はちょうど満開。
お花見をしながら歩く。
さて、問題の分かれ道。
どこにも立ち入り禁止の標識はない。
ここから展望台までは約10分と表示されていた。
曲がるとすぐに大きな穴。
「王塚古墳」と言うらしい。
明治ぐらいまでは口を開いてはいなかったようである。
中からは勾玉を始め色々なものが出土したようだ。
旭山にはこのような大きな石を使った古墳がたくさんあるらしい。
山自体が神聖な場所で墓地化していたのだろう。
この辺りが住みやすい場所で、昔から人が生活していた証である。
久しぶりにリボンを探しながら進む事になる。
そして、道が不鮮明になっていくことに気がついた。
傾斜がきつく、足を滑らしたら冗談ではすまされない。
ただ、頂上を目指しているのだから、上に上に進む。
人の声が聞こえて一安心。
出たところは展望台のフェンスの外。
展望台にいた人が「なぜそこから人?」と驚きの表情。
展望台からの眺めは善光寺平を一望出来る。
御開帳中の善光寺も良くわかる。
安心したので、おにぎりを食べてから移動する。
大きな岩がゴロゴロしている。
これはここがフォッサマグナで、海底だった証。
この岩を利用して古墳は造られている。
岩には、可愛い花が群生していた。
朝日山城跡
戦国時代にも重要な場所であったのだろう。
展望台からの眺めは戦いに必要そうである。
帰りは朝日山観音堂を経由して帰る。
桜が満開で美しい。
まっすぐ帰ろうと思ったが、善光寺に予定が出来て善光寺による事にした。
美しい景色を見ていると、疲れない。