みこの手仕事

手作り大好きの私がその日の出来事など書いています

お母さんかな?母ちゃんかな?

2008-07-08 20:25:43 | Weblog
今日の新聞のひととき欄に老人ホームで働いている方が、75歳の息子さんが、老人ホームで暮らしているお母さんに会いに来て、「母ちゃん、母ちゃん」といいながら世話をしていて、とても暖かい感じがして自分の母ちゃんのことと重なって、胸がジーンとなったという記事が載っていました。

我が家の子供たちも小さい時に私達、両親の事を「パパ、ママ」と呼んでいました。
小学生の高学年になるとお友達に「甘ったれだね」と言われたのかもしれません。呼ばなくなってしまったのです。

何時の頃からか私たちのことを「父ちゃん、母ちゃん」と呼ぶのです。

私は息子に「お」を付けてくれる?といったのですが、聞いてくれません。

そんな、ある時に群馬県の富弘美術館に行ったのです。「お母さんと呼べない、ましておふくろなんて呼べない、紙袋みたいにしわだらけになって飛んでいってしまいそう。
かあちゃん。かあちゃんと呼ぶたびに母ちゃんになっていく。」と言う花の絵に添えた詩がありました。

私はその詩を読んだときに母ちゃんと言う言葉は息子にとっては精一杯の親しみを込めていってくれているのだなっと思いジーンと来ました。

息子もこの詩を読んでいたのかどうかは解りません。

今でも私のことは母ちゃん、主人の事は父ちゃんと呼んでくれています。

何時までもこの呼び方をして欲しいと思います。


孫達は両親の事は父さん、母さんと呼んでいるようです、私達の事はばあちゃん。じいちゃんです。なんだかとても親しみを込めて呼んでくれているようでうれしいです。「お」は付いていなくても構いません。フフフ

わたしは子供の頃は両親の事は、「お父ちゃん、お母ちゃん」と呼んでいましたが
私の子供が生まれてからは私が両親を呼ぶのも、おじいちゃん、おばあちゃんになってしまいました。

妹は今でも両親の話をするときなど、お父ちゃん、お母ちゃんと呼んでいます。私もそう呼んであげればよかったかなと今になって思います。私にとっては親なのですから!!。

こんな事を思った今日の新聞記事でした。




コメント (4)
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