洋楽レビュー/感想。
70年代のプログレ/ハードロック色が強めの、
ドゥームメタル/ストーナーロック。
◆Greenleaf - Nest Of Vipers
基本的にはグルーブ感のあるドゥーミーなハードロック/メタルなんですが、
絶妙なスペイシーなサイケ感とストーナー具合がありますし、
70年代のプログレやハードロック臭も堪らないし、
演奏面やアレンジがフックだらけなんで、
反復も多いとは言 . . . 本文を読む
洋楽レビュー/感想。
いろんな天気に徐々に移り変わっていくかのような雰囲気があり、
同時に風雨や太陽にさらされて色褪せたり朽ちたりしているのに、
そこにあろうとする自然の幽玄さや力強さを感じて畏怖の念を抱くみたいな、
荘厳で深遠なゴシック/プログレ寄りのポストロック作品。
◆Anathema - Weather Systems
雨が止んだあとに見える日差しや、
嵐の日や嵐が過ぎ去った日など、
ア . . . 本文を読む
洋楽レビュー/感想。
ポリリズムの王様ことMeshuggahの新作。
◆Meshuggah - Koloss
一般的なメタルに比べればまだ複雑とはいえ、
2ndや3rdのようなFear Factoryを何倍も複雑にしたような
狂ったように複雑で変態なリズムのユニゾンプレイや、
前作のような各楽器がバラバラのリズムを刻んだり、
二つの楽器はユニゾンして、一つは独自のリズム刻んだりなどの、
聞い . . . 本文を読む
洋楽レビュー/感想。
聞いてて実に心地良い、
素敵なランチの昼下がりのまどろみオシャレミステリアスエレポップ。
◆School Of Seven Bells - Ghostory
前作の延長線上にある作品ですが、
ギター音が増えたりしてますし、ドリーミーさが薄れ若干ストレートになり、
今までで一番ポップでダンサブルで洗練されていて聞きやすくなってます。
相変わらずアレンジがオシャレで凝って . . . 本文を読む
洋楽レビュー/感想。
以前ここで貼った事もある「ポストロックになったTwo Door Cinema Club」や
「Tahiti80×Foals×Two Door Cinema Club」みたいな感じの、
オーストラリアのバンドによる、
スタイリッシュでトロピカルで涼しげでダンサブルなギターロック作品。
◆Last Dinosaurs - In A Million Years
Two Doo . . . 本文を読む
洋楽レビュー/感想。
まさかのDevin先生フォロワーの
プログレメロディアスハード作品。
◆The Omega Experiment - The Omega Experiment
基本はA.C.T辺りに通じる感じやメロハー版Opethみたいな感じの、
プログレメロディアスハードロックなんですが、
電子音の使い方やアンビエント感漂う雰囲気や、
メロディーや声や難解でエキセントリックな展開などな . . . 本文を読む
洋楽アルバムレビュー/感想。
New OrderとPIL辺りの影響が強めでありながら、
アメリカのバンド的なベタ分かりやすさもある、
アメリカのインディー/ニューウェイヴ/ポストパンクバンド。
◆The Perfects - Many Nights
基本的にはNew OrderやPIL辺りの要素が強い、
よくあるタイプのニューウェイヴ/ポストパンクバンドなんですが、
後期のFall Out Bo . . . 本文を読む
洋楽レビュー/感想。
ひだまりのような暖かい雰囲気に溢れていて、
聞いていて暖かい気持ちになれるような、
ドリーミーで夢見心地な感じの作品。
◆Honeychurch - Will You Be There With Me
強引に例えるならCarpenters×Pink Floydみたいな感じで、
どこかノスタルジックな雰囲気に溢れ、
のんびり&ゆったりしたテンポで、音数が少なく丁寧で素晴らし . . . 本文を読む
洋楽アルバムレビュー/感想。
個性的で魅力的なインディー/フォーク/カントリーバンドの、
充実感溢れる素晴らしい新作。
◆Punch Brothers - Who's Feeling Young Now
フォーク版Radioheadと言ってもいいような曲から、
いつものフォーク/カントリー調の曲…
静かで素朴な美しさに溢れる曲から、
雄大で力強くてスリリングで美しい曲に
プログレまがいの曲から . . . 本文を読む
洋楽レビュー/感想。
メロディアスなグランジロック作品。
※あくまでもマイノリティな一個人の感想なんで、
グランジ世代の人は「イラッ」てしても大人の余裕でスルーして下さいw
◆Cloud Nothings - Attack on Memory
前作作ってから凄い嫌な事があって絶望したのか知りませんがw
本当にCloud nothingsの作品かと思うくらいグランジ色と厨二病色が強く、
前作 . . . 本文を読む
洋楽レビュー/感想。
ダンサブルでカラフルながら、
サイケ感も漂うシンセポップ作品。
◆Chairlift - Something
前作よりダンサブルでカラフルになっていて、
独特のサイケ感や不思議でキッチュな感じを残しつつ、
洗練されておりオシャレ感も増し、
ポップで聞きやすくなっていて素直に素晴らしい!
アレンジがかなり細部まで凝ってて、
ダレそうな部分でフック溢れる音が入りますし、
音 . . . 本文を読む
カオティックコアに通じる濃密さとテンションがある、
本当の意味でのエモコア…エモーショナルなハードコア作品。
◆Loma Prieta - I.V
へヴィでリアルで生々しい音に絶叫するボーカルにエモーションに満ちた雰囲気。
以前から素晴らしかったですが、今作は圧倒的な深化を遂げており、
スクリーモ的な要素が減りハードコア/スラッジコア要素が増し、
カオティックコアに通じる濃密さとテンションも . . . 本文を読む
洋楽レビュー/感想。
ピアノをメインに多く使われているのが印象的な、
メロデス色強めのシンフォニックブラックメタルバンドの約10年ぶりの新作。
◆Obscurcis Romancia - Theatre Of Deception
基本はメロデス色強めのシンフォブラックメタルなんですが、
クラシカルなピアノが多く使われてますし、
かなり曲が展開しますしテクニカルなんで、
フックに溢れていて聞き応 . . . 本文を読む
PitchforkのAlcestの新作のレビュー記事が興味深い内容で、いろいろ思う事あったんで、
改めて過去作の感想を交えながら新作について、Alcestについて書いてみます。
メタルファンにシューゲイザーを知らしめたと言われ、
ポストブラックメタル/ブラックゲイザーと言うジャンルを確立したと言ってもいいような1st↑は、
ノイジーでザラザラしたギター筆頭にブラックメタル的な要素があるのに、幻 . . . 本文を読む
洋楽レビュー/感想。
ポストブラック/シューゲイザー作品。
◆Alcest - Les Voyages De L'Ame
以前よりバラエティ豊かになっており、
アトモスフェリックでポストブラックな雰囲気をベースにしながら、
「Tuonela」以降のAmorphisを彷彿とさせるような、
ゴシック色やプログレ色や民俗音楽的な雰囲気や要素も増し、
より複雑で難解になったので、即効性は無くなったかも . . . 本文を読む