洋楽レビュー/感想。
Jack Whiteの初ソロ作品。
◆Jack White - Blunderbuss
Jack Whiteの自然体の魅力が大炸裂していて、
良い意味で肩の力が抜けていて変な気負いが無く、
シンプルなアレンジと音数の少なさでありながら、
深みとセンスと渋さに溢れていて、
イカれた感じの尖った歌詞や絶妙な表現の歌詞は最高ですし、
理屈とか抜きに直感でカッコイイとか思える音楽 . . . 本文を読む
洋楽レビュー/感想。
フォークとカントリーを軸にした、
オシャレコケティッシュインディポップ。
◆The Vespers - The Fourth Wall
基本はフォーク/カントリーながら、
スカにサーフにブルースまで入っていて、
バラエティー豊かでカラフルですし、
基本ポップでキャッチーに洗練されており、
今では珍しく電子音が無い生演奏による録音ですし、
DIY精神に溢れている手作り感溢れ . . . 本文を読む
洋楽レビュー/感想。
イギリスに拠点があるフランス人のバンドの、
海は勿論、川辺や山や森も髣髴とさせる、
フレンチオシャレサイケドリ-ミーフォークポップな作品。
◆Francois And The Atlas Mountains - E Volo Love
基本はフォークなんですが、ボーカルがフランス人という事で、
歌詞がフランス語ですし、フレンチポップ要素も多くあるので、
どことなくオシャレ . . . 本文を読む
洋楽レビュー/感想。
ダブビートを中心にしたサイケで実験的なミニマルハウステクノ。
◆Ital - Hive Mind
全編に渡ってダブビートを中心にした、
サイケで実験的なミニマルハウスが繰り広げられ、
全5曲ながら圧倒的な濃厚さとインパクトがあり、
特にLady GagaのBorn This Wayの初めの部分をサンプリングして
音を何重にして連続して鳴らしたり
ピッチを変えたり音を左右に . . . 本文を読む
洋楽レビュー/感想。
へヴィで知的でメロディアスでシリアスでエモーショナルな、
ポストハードコア/プログレメタルコア作品。
◆Architects - Daybreaker
基本的には前作を深化させた感じの作品とはいえ、
前作以上に今までを総括した内容で、
昔あったマスコア要素が前作より増してますし、
よりプログレッシブでポストハードコア色が強くなっていて、
歌詞も社会的でシリアスさが増してま . . . 本文を読む
洋楽レビュー/感想。
ウクライナ出身の、
様々な暗黒メタルの要素を含んだ
ポストブラック/ペイガン/ブラックメタル作品。
◆Agruss - Morok
基本はポストブラック/ペイガン/ブラックメタルながら、
ブレイクダウンがあったり民族っぽい雰囲気やジャジーなパートもありますし
デスコア/スラッジ/ドゥーム/ゴシック/メロデス/フューネラルドゥーム/ノイズと、
様々な暗黒メタル要素があり、
. . . 本文を読む
洋楽レビュー/感想。
狂気に彩られたダークアンビエントミニマルダブテクノ。
芸術作品として凄い良作ですが音楽作品としてはある意味で狂作と言ってもいいかも。
◆Demdike Stare - Elemental
破壊、分解、再構築。
前衛的という言葉が生易しいくらい前衛的で、
狂気に満ち溢れ過ぎていて「狂喜」するような、
前作をさらに深化させて洗練した感じの、
狂気に彩られたダークアンビエント . . . 本文を読む
洋楽レビュー/感想。
ポストエレクトロニカ/ポストIDM。
アルバムタイトル通り幽霊や亡霊が見えてくる/表現してるような錯覚を覚える作品。
◆Monolake - Ghosts
使ってる音の選択と音質の素晴らしさに、
緻密で知的で洗練された曲構成に研ぎ澄まされた音響空間。
姿形が表現出来ない得体の知れない何か…
…アルバムタイトルの「Ghosts」を音で表現してるような作品で、
一体どういう . . . 本文を読む
洋楽レビュー/感想。
水辺のローファイテクノ/シンセポップ。
◆Teen Daze - All of Us, Together
基本は海の中を漂ってるような感じですが、
時に深海に潜ったり表面に出て光を浴びたり波を浴びてるような雰囲気もあり、
聞いてて心地良い水辺のローファイテクノ/シンセポップで素晴らしい!
ほぼインストで構成されてますが、どの曲もキャッチーで聞きやすく、
良い意味でポッ . . . 本文を読む
洋楽レビュー/感想。
タイトル通り「死」をテーマにした、
アンビエント/IDM/ポストダブな作品。
◆Actress - R.I.P
アンビエント/IDM/ポストダブな音の、
タイトル通り「死」をテーマにした作品で、
いろんな情景が走馬灯のように思い浮かびは消えていくように、
断片的と言えるような情景の曲が15曲入っていて、
各曲個性的で独立している感じで、パズルのピースのようにバラバラなんで . . . 本文を読む
洋楽レビュー/感想。
ウェールズのカーディフ出身のエレクトロ・デュオの初アルバム。
◆Man Without Country - Foe
最近だとMGMTの1stやDelphicに近い、
ウェールズのカーディフ出身のエレクトロ・デュオの作品なんですが、
上記のアーティストより、もっとダークで冷たくて、
テクノ版マイブラ的なシューゲイザー(所謂ニューゲイザー)要素が強く、
初期のMewのようなヒン . . . 本文を読む
洋楽レビュー/感想。
基本的にはいつも通りの邪悪で妖しくてシアトリカルなスウィングジャズオペラちっくメタルながら、
曲のバリエーションが増した意欲的な作品。
◆Diablo Swing Orchestra - Pandora's Pinata
今作もバンド名通りの悪魔のスウィングオーケストラな感じの、
基本は邪悪で妖しくてシアトリカルなスウィングジャズオペラメタルなんですが、
独特の個性や妖し . . . 本文を読む
洋楽レビュー/感想。
アーバンで知的なプログレフュージョンジャズ作品。
◆Trioscapes - Separate Realities
Between the Buried and Meのベーシストを中心にした、
ベースとサックスとドラムのトリオ編成のグループのインスト物なんですが、
古き良き日のプログレの雰囲気が満載ながら、モダンなテイストもあるので、
ただの過去のプログレやフュージョン . . . 本文を読む
洋楽レビュー/感想。
サイケデリックドリームポップ作品。
※ヘッドホンやイヤホンで聞いたら魅力が薄れる作品ですのでスピーカーで聞くのをお勧めします。
◆Beach House - Bloom
前作の雰囲気を残しつつ、
前作にあった陰影やノスタルジー感が薄れ、ポストロック色が増し、
より幻想的に、より暖かく、より焦点が絞れ、よりポップになっており、
深化を感じる素晴らしい作品になってます。
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洋楽レビュー/感想。
ゴシックメタルのパイオニアであるParadise Lostの新作。
◆Paradise Lost - Tragic Idol
妖艶で儚い耽美的なメロディーに、
ドゥーミーでへヴィで抑鬱的でありながら、
フックとダイナミクスに溢れる巧みな演奏と、
荘厳で構築美に溢れる重厚な曲構成に、
様々な表情を見せる低くて深くて力強い声のボーカル。
前作ほどのドラマティック(劇的)さやコ . . . 本文を読む