※今年初めてのサイクルロードレースネタです。
ロードレースファンなら誰もが楽しみすぎて、
変なテンションになって声が上擦って1オクターブくらい高くなる事で有名なw
クラシックの王様
「ツール・デ・フランドル 2014(ロンド・ファン・フラーンデレン2014)」のレースレポ&感想。
◆ツール・デ・フランドル 2014(ロンド・ファン・フラーンデレン2014)
カンチェラーラ、キター!!!
しかも多くの人が予想していた独走での勝利ではなく、
スプリント勝負で勝ちましたよ!!!
今年はコースが変更されたため残り50km過ぎにあった、
フランドル名物である激坂コッペンベルグで、
ブレイクして小集団になったメイン集団が、
ゴールまで残り45kmくらいで逃げを全て吸収して、
一塊になってレースが終盤に向かう中、
残り31km過ぎでファンアフェルマートとファンデンベルフの二人が抜け出し、
集団から徐々に差を広げて行くものの、
残り18km過ぎから始まる最後から二つ目の石畳の丘オウデ・クワレモントで、
優勝候補が軒並み居るメイン集団から、
満を持してカンチェがアタックをして、
ここまでで一番調子良さそうに見えたサガンと、
べルギーの英雄であり優勝候補最有力であるボーネンや、
ここまで予想外の頑張りを見せていた、
ヘント~ウェベルヘムで勝利を飾ったデゲンコルブなどなどを千切り、
唯一付いてきたファンマルクと共に抜け出して、
そのまま平坦区間で協調体制をとって逃げとの差を徐々に縮めながら
最後の石畳の丘であるパテルベルグ(パーテルベルグ)に入ってさらにペースを上げて、
前から落ちてきたファンデンベルフを吸収して、
平坦区間で単独で先頭走っていたファンアフェルマートに追いつき、
最終的に勝負は4人に絞られる形になったのですが、
ゴールまで残り3km過ぎくらいと残り1kmでの
ここまでほとんど付き位置だったファンデンベルフのアタックに、
すぐに反応せずに他の選手に追わせた事で足を貯めたカンチェが、
万全の状態で残り300m切ってからスプリントを開始して、
追い縋るベルギー人3人の夢を打ち砕いて勝っちゃいましたよ!!
最後の丘であるパテルベルグで去年のようなの爆発力が無かったので、
今年は意外と厳しいかもと思ったのですが、
残り3kmと残り1kmのファンデンベルフのアタックに対して見事に三味線弾いて力を温存して、
冷静にスプリントバトルに持ち込んで勝つとか、
さすが頭が良いことでも知られる「策士」のカンチェですね。
冷静沈着で力と巧さが光る素晴らしい勝利でした。オメー!
これで現役ではボーネンに並んで3勝目ですか…
どっちが先に前人未到の4勝目をするのか今から来年が楽しみだwktk!
ちなみにロットは先週グライペルが鎖骨をやったのに続き、
今回はルーランツが観客に接触して体を負傷してリタイアに追い込まれ、
ギャロパンが落車したりパンクが相次いだりと酷い有様でした…御祓いしてもらうといいよw
あとミラーさんの牽きは相変わらず強烈ですね。凄い!
しかし今回はいつにも増して落車やパンクが多かったね。
強風の影響もあったのでしょうが、
何より観客に接触しての落車が凄く目に付きました。
ベルギーの観客は「プロの観客」なんて呼ばれてるように、
ロードレースを知り尽くしている良い印象だったのにな…
他の国から来た人かもなんで一概には言えませんが、
これは見ていて本当に残念でした…
ただ「かつてこれほど最後まで誰が勝つか分からないレースがあったでしょうか!」
と言いたくなるくらいの、
手に汗握る熱い展開になった新コースは実に絶妙で、
残り60kmくらいからが本当のスタートな感じだったとはいえ、
強い選手が徐々にしっかり残っていく展開でありつつ、
サプライズ的な展開も多くあって実に良かった!
来年も同じコースだといいな~
ロンド・ファン・フラーンデレン 2014
1位 ファビアン・カンチェラーラ(スイス、トレックファクトリーレーシング)
2位 フレフ・ファンアフェルマート(ベルギー、BMCレーシング)
3位 セプ・ファンマルク(ベルギー、ベルキン)
4位 ステイン・ファンデンベルフ(ベルギー、オメガファーマ・クイックステップ)
5位 アレクサンダー・クリストフ(ノルウェー、カチューシャ)
6位 ニキ・テルプストラ(オランダ、オメガファーマ・クイックステップ)
7位 トム・ボーネン(ベルギー、オメガファーマ・クイックステップ)
8位 ゲラント・トーマス(イギリス、チームスカイ)
9位 ビョルン・ルークマンス(ベルギー、ワンティ・グループグベルト)
10位 セバスティアン・ラングヴェルト(オランダ、ガーミン・シャープ)
ロードレースファンなら誰もが楽しみすぎて、
変なテンションになって声が上擦って1オクターブくらい高くなる事で有名なw
クラシックの王様
「ツール・デ・フランドル 2014(ロンド・ファン・フラーンデレン2014)」のレースレポ&感想。
◆ツール・デ・フランドル 2014(ロンド・ファン・フラーンデレン2014)
カンチェラーラ、キター!!!
しかも多くの人が予想していた独走での勝利ではなく、
スプリント勝負で勝ちましたよ!!!
今年はコースが変更されたため残り50km過ぎにあった、
フランドル名物である激坂コッペンベルグで、
ブレイクして小集団になったメイン集団が、
ゴールまで残り45kmくらいで逃げを全て吸収して、
一塊になってレースが終盤に向かう中、
残り31km過ぎでファンアフェルマートとファンデンベルフの二人が抜け出し、
集団から徐々に差を広げて行くものの、
残り18km過ぎから始まる最後から二つ目の石畳の丘オウデ・クワレモントで、
優勝候補が軒並み居るメイン集団から、
満を持してカンチェがアタックをして、
ここまでで一番調子良さそうに見えたサガンと、
べルギーの英雄であり優勝候補最有力であるボーネンや、
ここまで予想外の頑張りを見せていた、
ヘント~ウェベルヘムで勝利を飾ったデゲンコルブなどなどを千切り、
唯一付いてきたファンマルクと共に抜け出して、
そのまま平坦区間で協調体制をとって逃げとの差を徐々に縮めながら
最後の石畳の丘であるパテルベルグ(パーテルベルグ)に入ってさらにペースを上げて、
前から落ちてきたファンデンベルフを吸収して、
平坦区間で単独で先頭走っていたファンアフェルマートに追いつき、
最終的に勝負は4人に絞られる形になったのですが、
ゴールまで残り3km過ぎくらいと残り1kmでの
ここまでほとんど付き位置だったファンデンベルフのアタックに、
すぐに反応せずに他の選手に追わせた事で足を貯めたカンチェが、
万全の状態で残り300m切ってからスプリントを開始して、
追い縋るベルギー人3人の夢を打ち砕いて勝っちゃいましたよ!!
最後の丘であるパテルベルグで去年のようなの爆発力が無かったので、
今年は意外と厳しいかもと思ったのですが、
残り3kmと残り1kmのファンデンベルフのアタックに対して見事に三味線弾いて力を温存して、
冷静にスプリントバトルに持ち込んで勝つとか、
さすが頭が良いことでも知られる「策士」のカンチェですね。
冷静沈着で力と巧さが光る素晴らしい勝利でした。オメー!
これで現役ではボーネンに並んで3勝目ですか…
どっちが先に前人未到の4勝目をするのか今から来年が楽しみだwktk!
ちなみにロットは先週グライペルが鎖骨をやったのに続き、
今回はルーランツが観客に接触して体を負傷してリタイアに追い込まれ、
ギャロパンが落車したりパンクが相次いだりと酷い有様でした…御祓いしてもらうといいよw
あとミラーさんの牽きは相変わらず強烈ですね。凄い!
しかし今回はいつにも増して落車やパンクが多かったね。
強風の影響もあったのでしょうが、
何より観客に接触しての落車が凄く目に付きました。
ベルギーの観客は「プロの観客」なんて呼ばれてるように、
ロードレースを知り尽くしている良い印象だったのにな…
他の国から来た人かもなんで一概には言えませんが、
これは見ていて本当に残念でした…
ただ「かつてこれほど最後まで誰が勝つか分からないレースがあったでしょうか!」
と言いたくなるくらいの、
手に汗握る熱い展開になった新コースは実に絶妙で、
残り60kmくらいからが本当のスタートな感じだったとはいえ、
強い選手が徐々にしっかり残っていく展開でありつつ、
サプライズ的な展開も多くあって実に良かった!
来年も同じコースだといいな~
ロンド・ファン・フラーンデレン 2014
1位 ファビアン・カンチェラーラ(スイス、トレックファクトリーレーシング)
2位 フレフ・ファンアフェルマート(ベルギー、BMCレーシング)
3位 セプ・ファンマルク(ベルギー、ベルキン)
4位 ステイン・ファンデンベルフ(ベルギー、オメガファーマ・クイックステップ)
5位 アレクサンダー・クリストフ(ノルウェー、カチューシャ)
6位 ニキ・テルプストラ(オランダ、オメガファーマ・クイックステップ)
7位 トム・ボーネン(ベルギー、オメガファーマ・クイックステップ)
8位 ゲラント・トーマス(イギリス、チームスカイ)
9位 ビョルン・ルークマンス(ベルギー、ワンティ・グループグベルト)
10位 セバスティアン・ラングヴェルト(オランダ、ガーミン・シャープ)