◆ツール・ド・フランス 2012 第11ステージ(山岳ステージ/頂上ゴール)
ロラン、キター!
最後の下り区間で落車しながらも、
大きな怪我もバイクにトラブルも無かったので、
上りまでに何とか先頭集団に追いつき、
最後の上り入ってからは、
アタック合戦が繰り返し行われるものの
各選手決め手に欠け膠着状態になり、
後ろからメイン集団が迫ってくる中、
ロランがキレのあるアタックで一気に飛び出し、
そのまま後続と差を付け、迫り来るメイン集団も寄せ付けず、
見事に逃げ切り優勝しましたよー!
昨日のヴォクレールに引き続き、
フランス人のユーロップカーの選手が優勝して、敢闘賞も獲りましたし、
チームメイトのケルヌのアシストも印象的でしたし
去年に次いでステージ優勝という事で、
改めてロランとユーロップカーの実力を証明する事になりましたね。
これから大きなステージレースで総合優勝することにも期待してますよー。オメー!
総合争いは、
二つ目の超級山岳でヴァンガーデレンを先行させて逃げさせ、
後ろからエヴァンスがアタックして合流して逃げるという作戦をBMCが敢行したのですが、
肝心のエヴァンスの調子がイマイチで、
先行させたヴァンガーデレンに合流してから、
ヴァンガーデレンの牽きにも付いていけない始末で、
スカイの一定の速いペースでの牽きの集団にすぐに吸収され、
エヴァンスの調子が悪いのを露呈させるだけの結果…自滅するという…
最後の山岳で今日もヴァンデンブロックが飛び出て、
ウィギンスグループから差を付け、
さらにニバリのキレのあるアタックで集団がバラけていき、
最終的にはエヴァンスが千切れて、
それをサポートする形でヴァンガーデレンも遅れ、
結果的にウィギンスと1分以上遅れてゴールして、
総合も2位から4位へと落ちてしまい、
優勝どころか表彰台圏内も危ういという…駄目だこりゃ!\(^o^)/
ただ、これまで磐石だったスカイに多少の綻びが見られまして、
ニバリのアタックにフルームが遅れだし、集団の一番後ろに下がり、
ついにウィギンス自ら先頭を牽く状態になりましたし、
ニバリグループに合流してからフルームがアタックして、
守らないといけないはずのウィギンスを千切りそうになったりと、
これからスカイを崩す糸口みたいのが今まで以上に見えた気がします。
まぁ、それでも最後が個人TTなの考えると、
90%以上の確立でウィギンスが優勝しそうですけどね…
ニバリはかなり調子良さそうで、
上りでは今まで見たこと無いくらいの切れのあるアタック見せてましたので、
可能性としてはかなり低い事には変わりませんが、
スカイに予想外のトラブルが起こったり、
全てが巧く嵌れば逆転もあるかもなので期待してる。
あとピノがかなり調子良さそうなんで、
個人TT考えると余裕があるとはいえ、
エヴァンスのフォローばかり頑張ってると、
ヴァンガーデレンの新人賞も危ういかも…
逃げに入ったキリエンカのゴール時も無表情なくらいの一定ペースでの走りに、
セレンセンのいつものように苦しい顔しながらの粘りの走りは実に印象的でした。
あとメンショフさんがいつの間にか集団から消えてましたよ!w
解説のくりりんが突然「あっ!」とか言って指摘されてみんな気づいたくらいなんで、
流石、忍者のように存在感の無さに定評があるステルスメンショフさんだなとww
いつもなら、このまま目立たないけど、
最終的には総合でベスト10以内に入ってるというパターンになるんでしょうが、
今日大きく遅れたみたいなんで、今年はベスト10も厳しいかもな…
(※追記:トップから14分遅れだったみたいです…)
あとカンチェが今日は未出走という事でリタイアした模様です。
オリンピックでの活躍、期待してますよー!
山岳賞はケシアコフが逃げに乗り山岳ポイントを荒稼ぎして獲り返しました。
第11ステージ結果
1位 ピエール・ロラン(フランス、ユーロップカー) 4h43'54"
2位 ティボー・ピノ(フランス、FDJ・ビッグマット) +55"
3位 クリス・フルーム(イギリス、チームスカイ)
4位 ユルゲン・ファンデンブロック(ベルギー、ロット・ベリソル) +57"
5位 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、リクイガス・キャノンデール)
6位 ブラドレー・ウィギンズ(イギリス、チームスカイ)
7位 クリスアンケル・セレンセン(デンマーク、サクソバンク・ティンコフバンク)+1'08"
8位 ヤネス・ブライコヴィッチ(スロベニア、アスタナ) +1'58"
9位 ヴァシル・キリエンカ(ベラルーシ、モビスター) +2'13"
10位 フランク・シュレク(ルクセンブルク、レディオシャック・ニッサン) +2'23"
11位 カデル・エヴァンス(オーストラリア、BMCレーシングチーム)
12位 ティージェイ・ヴァンガーデレン(アメリカ、BMCレーシングチーム)
16位 アイマル・スベルディア(スペイン、レディオシャック・ニッサン) +3'53"
19位 ニコラス・ロッシュ(アイルランド、アージェードゥーゼル) +6'17"
22位 アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター) +8'21"
個人総合成績 マイヨ・ジョーヌ
1位 ブラドレー・ウィギンズ(イギリス、チームスカイ) 48h43'53"
2位 クリス・フルーム(イギリス、チームスカイ) +2'05"
3位 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、リクイガス・キャノンデール) +2'23"
4位 カデル・エヴァンス(オーストラリア、BMCレーシングチーム) +3'19"
5位 ユルゲン・ファンデンブロック(ベルギー、ロット・ベリソル) +4'48"
6位 アイマル・スベルディア(スペイン、レディオシャック・ニッサン) +6'15"
7位 ティージェイ・ヴァンガーデレン(アメリカ、BMCレーシングチーム) +6'57"
8位 ヤネス・ブライコヴィッチ(スロベニア、アスタナ) +7'30"
9位 ピエール・ロラン(フランス、ユーロップカー) +8'31"
10位 ティボー・ピノ(フランス、FDJ・ビッグマット) +8'51"
ポイント賞 マイヨ・ヴェール
ペーター・サガン(スロバキア、リクイガス・キャノンデール)
山岳賞 マイヨ・ブラン・アポワ・ルージュ
フレデリック・ケシアコフ(スウェーデン、アスタナ)
新人賞 マイヨ・ブラン
ティージェイ・ヴァンガーデレン(アメリカ、BMCレーシングチーム)
敢闘賞
ピエール・ロラン(フランス、ユーロップカー)
PS
スタートから放送だと、
見てるこっちが落車(寝オチ)しそうで実に厳しいぜ!w
ロラン、キター!
最後の下り区間で落車しながらも、
大きな怪我もバイクにトラブルも無かったので、
上りまでに何とか先頭集団に追いつき、
最後の上り入ってからは、
アタック合戦が繰り返し行われるものの
各選手決め手に欠け膠着状態になり、
後ろからメイン集団が迫ってくる中、
ロランがキレのあるアタックで一気に飛び出し、
そのまま後続と差を付け、迫り来るメイン集団も寄せ付けず、
見事に逃げ切り優勝しましたよー!
昨日のヴォクレールに引き続き、
フランス人のユーロップカーの選手が優勝して、敢闘賞も獲りましたし、
チームメイトのケルヌのアシストも印象的でしたし
去年に次いでステージ優勝という事で、
改めてロランとユーロップカーの実力を証明する事になりましたね。
これから大きなステージレースで総合優勝することにも期待してますよー。オメー!
総合争いは、
二つ目の超級山岳でヴァンガーデレンを先行させて逃げさせ、
後ろからエヴァンスがアタックして合流して逃げるという作戦をBMCが敢行したのですが、
肝心のエヴァンスの調子がイマイチで、
先行させたヴァンガーデレンに合流してから、
ヴァンガーデレンの牽きにも付いていけない始末で、
スカイの一定の速いペースでの牽きの集団にすぐに吸収され、
エヴァンスの調子が悪いのを露呈させるだけの結果…自滅するという…
最後の山岳で今日もヴァンデンブロックが飛び出て、
ウィギンスグループから差を付け、
さらにニバリのキレのあるアタックで集団がバラけていき、
最終的にはエヴァンスが千切れて、
それをサポートする形でヴァンガーデレンも遅れ、
結果的にウィギンスと1分以上遅れてゴールして、
総合も2位から4位へと落ちてしまい、
優勝どころか表彰台圏内も危ういという…駄目だこりゃ!\(^o^)/
ただ、これまで磐石だったスカイに多少の綻びが見られまして、
ニバリのアタックにフルームが遅れだし、集団の一番後ろに下がり、
ついにウィギンス自ら先頭を牽く状態になりましたし、
ニバリグループに合流してからフルームがアタックして、
守らないといけないはずのウィギンスを千切りそうになったりと、
これからスカイを崩す糸口みたいのが今まで以上に見えた気がします。
まぁ、それでも最後が個人TTなの考えると、
90%以上の確立でウィギンスが優勝しそうですけどね…
ニバリはかなり調子良さそうで、
上りでは今まで見たこと無いくらいの切れのあるアタック見せてましたので、
可能性としてはかなり低い事には変わりませんが、
スカイに予想外のトラブルが起こったり、
全てが巧く嵌れば逆転もあるかもなので期待してる。
あとピノがかなり調子良さそうなんで、
個人TT考えると余裕があるとはいえ、
エヴァンスのフォローばかり頑張ってると、
ヴァンガーデレンの新人賞も危ういかも…
逃げに入ったキリエンカのゴール時も無表情なくらいの一定ペースでの走りに、
セレンセンのいつものように苦しい顔しながらの粘りの走りは実に印象的でした。
あとメンショフさんがいつの間にか集団から消えてましたよ!w
解説のくりりんが突然「あっ!」とか言って指摘されてみんな気づいたくらいなんで、
流石、忍者のように存在感の無さに定評があるステルスメンショフさんだなとww
いつもなら、このまま目立たないけど、
最終的には総合でベスト10以内に入ってるというパターンになるんでしょうが、
今日大きく遅れたみたいなんで、今年はベスト10も厳しいかもな…
(※追記:トップから14分遅れだったみたいです…)
あとカンチェが今日は未出走という事でリタイアした模様です。
オリンピックでの活躍、期待してますよー!
山岳賞はケシアコフが逃げに乗り山岳ポイントを荒稼ぎして獲り返しました。
第11ステージ結果
1位 ピエール・ロラン(フランス、ユーロップカー) 4h43'54"
2位 ティボー・ピノ(フランス、FDJ・ビッグマット) +55"
3位 クリス・フルーム(イギリス、チームスカイ)
4位 ユルゲン・ファンデンブロック(ベルギー、ロット・ベリソル) +57"
5位 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、リクイガス・キャノンデール)
6位 ブラドレー・ウィギンズ(イギリス、チームスカイ)
7位 クリスアンケル・セレンセン(デンマーク、サクソバンク・ティンコフバンク)+1'08"
8位 ヤネス・ブライコヴィッチ(スロベニア、アスタナ) +1'58"
9位 ヴァシル・キリエンカ(ベラルーシ、モビスター) +2'13"
10位 フランク・シュレク(ルクセンブルク、レディオシャック・ニッサン) +2'23"
11位 カデル・エヴァンス(オーストラリア、BMCレーシングチーム)
12位 ティージェイ・ヴァンガーデレン(アメリカ、BMCレーシングチーム)
16位 アイマル・スベルディア(スペイン、レディオシャック・ニッサン) +3'53"
19位 ニコラス・ロッシュ(アイルランド、アージェードゥーゼル) +6'17"
22位 アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター) +8'21"
個人総合成績 マイヨ・ジョーヌ
1位 ブラドレー・ウィギンズ(イギリス、チームスカイ) 48h43'53"
2位 クリス・フルーム(イギリス、チームスカイ) +2'05"
3位 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、リクイガス・キャノンデール) +2'23"
4位 カデル・エヴァンス(オーストラリア、BMCレーシングチーム) +3'19"
5位 ユルゲン・ファンデンブロック(ベルギー、ロット・ベリソル) +4'48"
6位 アイマル・スベルディア(スペイン、レディオシャック・ニッサン) +6'15"
7位 ティージェイ・ヴァンガーデレン(アメリカ、BMCレーシングチーム) +6'57"
8位 ヤネス・ブライコヴィッチ(スロベニア、アスタナ) +7'30"
9位 ピエール・ロラン(フランス、ユーロップカー) +8'31"
10位 ティボー・ピノ(フランス、FDJ・ビッグマット) +8'51"
ポイント賞 マイヨ・ヴェール
ペーター・サガン(スロバキア、リクイガス・キャノンデール)
山岳賞 マイヨ・ブラン・アポワ・ルージュ
フレデリック・ケシアコフ(スウェーデン、アスタナ)
新人賞 マイヨ・ブラン
ティージェイ・ヴァンガーデレン(アメリカ、BMCレーシングチーム)
敢闘賞
ピエール・ロラン(フランス、ユーロップカー)
PS
スタートから放送だと、
見てるこっちが落車(寝オチ)しそうで実に厳しいぜ!w
それにしてもsky強すぎ。
リクイガス贔屓の私としてももう無理と割り切らざるえないですね。
確かにチームTTと言うよりはステージ自体をチームスプリントように見立てている感じですね。
他チームに頼らなくても、ボアッソンから始まって一人ずつ使っていってフルームが出てきた時にはステージが終わっているという状態ではお手上げですね。まあ昨日はウィギンスも仕事をしたようですが、あの程度ではエバンスやニバリの疲労度の方が断然上でしょうから。
ひとりごと
もう正直カヴみたいにニバリには一人で何とかしてもらってアシストはサガンに付けて欲しいなあ。今日狙えそうだし。
本当にスカイ強過ぎますよね…
毎日あれだけ先頭牽いて最後までアシスト陣の体力持つのかは未知数とはいえ、ここまであまり力使わず走ってるフルームが居ますし、ウィギンス自体にも力があり、守りに徹しても余裕のタイム差があり、まだ個人TTありますからね…
どう考えても打開策が見当たらないぜ!w
最後まで何があるのが分からないので、僅かとはいえ期待も持ちつつ、
基本的にこれからはステージ優勝争いや各賞の争いとサガンのゴールパフォーマンスに期待ですねw
次はどんなパフォーマンスを見せるんだろうwktk!
でわでわ~