ツール・ド・スイス 2010 その7

◆ツール・ド・スイス 2010 第9ステージ(タイムトライアル)
フランク兄さん、
やったあああああああああああああああ！！！！！！！！！１１
ぶっちゃけ、
実況の白戸さんも解説の今中さんも総合優勝候補の話の時に、
全く話題にも上げなかったようにw(スタート時には失笑までされてたしなw)
TTに定評があるランスが僅差で居ましたし
ランスのスタート時の気合の入り方を見たのもあり、
あまり期待はしてなかったのですが(マジ、サーセンw)、
そのランスの中間計測地点のタイムがあまり伸びず、
逆にフランクはランスより15秒以上も速く、
他の総合優勝候補の選手のタイムも伸び悩んでる中、
後半も意外とタイムが伸びて、
結果的に、まさかの総合優勝しちゃいましたよ！！！！
いや～ファンなので応援はしてたけど、マジ驚いたw
おめでとおおおおおおおおおお！！！！！！！！！！！！！１１
ヘーシンクは結局、表彰台も逃して総合で五位になってしまいました
この経験と悔しさをバネにしてこれから頑張れー！
そして、総合二位にはランスが入りました！
ドーフィネではコンタドールが二位でしたし、
お互いが意識している同士ですし、何か因縁を感じますね
ただ、狙いに行った感じで、このニ位という結果は良いとは言えずに、
ツールまでに、どこまでコンディションを上げてくるかが気になりますね。
三位には見事な走りだったのもあり、フグルザングが入り、
結果的には、サクソバンクの選手が1,3位ですよ！
サクソバンクファン的には、もう最高だな！！

ステージ優勝の方は、
一番の優勝候補であり、自分も勝つと思っていたカンチェが、
平均速度が49,46kmという、とんでもない速度で、
スイス国民の期待通りにトップに立ち、
最大のライバルであると思われていた、
ザブリンスキーは中間計測地点ではカンチェのタイムを上回ったものの、
後半はタイムが伸びずカンチェには届かなかったので、
このままカンチェで決まりだと思っていたら、
中間計測地点では良いタイムだったとはいえ、
少しタイムが下回ってたのに、
後半でタイムをかなり伸ばした、マルティンが勝ちましたよ！
第六ステージで遅れた悔しさをぶつけたというか、
最後に意地を見せてくれましたね。
総合でも六位になりましたし、ツールでも期待してるぜ！


◆最終総合成績
1位 フランク・シュレク（ルクセンブルク、サクソバンク）　　　　　　35h02'00"
2位 ランス・アームストロング（アメリカ、レディオシャック）　　　　＋12"
3位 ヤコブ・フグルザング（デンマーク、サクソバンク）　　　　　　　＋17"
4位 スティーブ・モラビート（スイス、BMCレーシング）　　　　　　　＋23"
5位 ロバート・ゲシンク（オランダ、ラボバンク）　　　　　　　　　　＋27"
6位 トニ・マルティン（ドイツ、チームHTCコロンビア）　　　　　　　＋27"
7位 リゴベルト・ウラン（コロンビア、ケスデパーニュ）　　　　　　　＋33"
8位 アンドレアス・クレーデン（ドイツ、レディオシャック）　　　　　＋48"
9位 ホアキン・ロドリゲス（スペイン、カチューシャ）　　　　　　　　＋1'09"
10位 リーヴァイ・ライプハイマー（アメリカ、レディオシャック）　　＋1'14"


◆ツール・ド・スイス総括
思いの他、見所が多く、面白かったー
カンチェがプレッシャーの中で優勝を果たした第一ステージ、
ハウッスラー復活の狼煙を上げる第二ステージの優勝に、
フランク兄さんが逃げてステージ優勝した第三ステージ
第四ステージの大落車など…各ステージに見所があり、
何よりも、フランク兄さんが大きいレースで念願の総合優勝をしましたし、
個人的には、かなり感慨深いレースになりました。
他にも、
W杯でスイスがスペインに勝った事を本当に嬉しそうにスペイン人に報告したカンチェw
兄さんが来なくて、しきりに後ろを気にしていた弟アンディ、
表彰式で、今にも倒れそうな感じでフラフラしてた癒し系なコルド・フェルナンデスなど…
レース本編とは別な面でもいろいろ楽しませてもらいましたww

来月には、ついにロードレースの最高峰である、「ツール・ド・フランス」が始まりますし、
これからもサイクルロードレースは目が離せないぜー！！