ミルクレゥプのカルボナーラの逆襲2112 その時、納豆にネギも付いてほくほく

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ジロ・デ・イタリア2011 第11ステージ

2011-05-19 21:15:52 | サイクルロードレース
◆ジロ・デ・イタリア2011 第11ステージ
ガドレ、キター!!
絶妙なタイミングの飛び出しで、
見事な勝利でした、オメー!
今日は春のワンデイレース、
アルデンヌ・クラシックのようなコースで、
逃げ切り優勝が出来るようなコースだったのもあり、
序盤から逃げが中々決まらず、
中継始まった時点の少し前くらいに逃げが決まったくらいで、
途中で合流した選手含む11人の逃げ集団が形成され、
コンタさんが居る「マリアローザグループ」=「メイン集団」が、
それを追うという「いつもの形」になったのですが、
逃げの中に総合上位のルメヴェルが居るという事で必要以上にタイム差が広がらず、
このままだと逃げ切り優勝は難しいという事で、
最後の山岳の前の残り28kmくらいで、
モレーノが単独でアタックして逃げ始め、
追走する9人の中からいくつか動きがあったものの成功しなかったのですが、
残り14kmくらいでコノヴァロヴァスの絶妙なタイミングのアタックが成功して、
逃げていたモレーノに追いつき、二人で逃げる事になり、
メイン集団は地元のスカルポーニを勝たせたいランプレが
ペタッキを中心に先頭を牽いて一気にペースを上げて、
ラスト3kmからの上りが始まった辺りには、
逃げ切れるか微妙な距離になり、
ラスト450mでコノヴァロヴァスが遅れだし、
集団がモレーノに追いつくのも時間の問題となった所で
集団でも駆け引きが始まり、
その絶妙なタイミングでガドレが飛び出し、
一気に前に居たモレーノを抜き去り、
後ろからホアキン・ロドリゲスやヴィスコンティが追ってきたものの、
そのまま最後まで逃げ続け、
勝利を確信した時点で両手を天に突き上げ、
天国のウェイラントに捧げながらゴールしました。

この日…現地時間の18日に、
第3ステージの落車事故で亡くなった、
ワウテル・ウェイラントの葬儀がベルギーで執り行なわれ、
レース前に全選手で一分間の黙祷が捧げられました。
あの事故から、もう一週間か…
第5ステージのレース前のサイン台に、
現イタリアチームの監督のパオロ・ベッティーニが
永久欠番となった108の枠に、
「Sempre con noi!!」=「Always with us」=「いつも私達と一緒だよ」
と、書き込み、
それ以降もレース中に
「108 WW SEMPRE CON NOI」と書いたボードを持った人が多く居ますし、
フミも「I RIDE FOR WOUTER WEYLANDT」というステッカーをバイクに貼ってましたし、
優勝した選手がみんなウェイラントへ勝利を捧げたり、
各選手がウェイラントへの想いを込めて、
ウェイラントの魂や想いと共に走っているのは、
実に良いものだし感動的だね。


改めて、ご冥福お祈りします。
R.I.P


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