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ジロ・デ・イタリア2011 第3ステージ

2011-05-10 10:24:25 | サイクルロードレース
◆ジロ・デ・イタリア2011 第3ステージ
今までの苦労が報われたみたいな
喜びがやいろんな想いがあったに違いない
九年ぶりのジロ出場の34歳のビシオソが優勝するという、
良い出来事があったと同時に、
この日はもう一つ大きな出来事があり、
レオパードトレックのウェイラントが落車をして頭部を強打し、
心肺蘇生による救命処置をしたものの
それも及ばず、亡くなりました。
近くを走っていた別府選手によると、
「後ろを振り返った際に左側の縁石に顔から突っ込んでしまっていた」らしく、
落車直後に映された映像が明らかにヤバイ感じでしたし、
表彰式が中止になった時点で嫌な予感はしていたのですが、
朝起きてみたら、最悪の結果になってました。

去年のジロの第三ステージで優勝を果たし、
嬉しそうにしてたのが今でも思い起こされますし、
今期は自分が好きなレオパードトレックの一員にもなり、
これから期待が出来る有望な選手だっただけに、
なんでこんな不運に見舞われてしまったんだろうと…

サイクルロードレースは常に「死と隣り合わせ」です。
特に道がテクニカルで細い下りだと何倍も。
でもそういう道も常に走るのを求められるのがプロの世界です。
「落車」はサイクルロードレースに付き物で、
骨折した事がない選手の方が少ないと言われるくらい、
過酷で激しく厳しいスポーツだけに
この出来事もサイクルロードレースの一つの側面なのは理解出来るとはいえ、
「死」という結果には納得出来る訳もなく、
悔しいし悲しいし涙が溢れ出ます…


心よりご冥福お祈りします。
又、ご遺族の方には心よりお悔み申し上げます。

R.I.P



そしてこれを機に、
二度とこのような出来事が起こらないように、
いろんな論争が交わされるのでしょうが、
まずは選手が一様に反対してる
無線禁止という危険なルールが撤廃することを望んでます。

選手を守れるのは選手しか居ない訳ですし、
選手の意見を応援するのが本当のファンだと思うから。




PS
野球の野次でバッターに「頭にぶつけろ」と言う人が居ますが、
あれは「殺せ」と言ってるのとなんら変わりないと個人的には思っていて
ヘルメットしていても頭に当たれば下手すれば死にます。
去年のツールで油が撒かれたかのように滑る雨の下りで、
主要選手が落車に巻き込まれ
逃げていたカンチェが周りの選手を説得して待った事があり、
レース後に賛否両論出ましたが、
一つの結果として誰も死ななかった事は、
もう一度注目されてもいいと思う。
(補足:別に全てを賛としてる訳ではないのであしからず)


PSのPS
野球といえば一部の球団のせいでゴタゴタしましたが、
最近のUCIはそのセリーグの某球団みたいで、
選手の声は勿論、ファンの声も無視しているような気がしてならない。
UCIを全否定する気はないですが、もう少し選手を尊重してもいいと思う。


PSのPSのPS
ビンラディンの死でのアメリカでの好意的な騒ぎといい、
最近「死」という物が軽く扱われているようで残念でならない。
綺麗事と言われればそれまでですが、
死は常にネガティブなもので悲しく辛いものだと思うし、
そうでないといけないと思う。
ただ人生が続いていく限り、
ずっとネガティブなものと受け取っていても駄目なんですけどね。

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