仕事が終わって、階下に降りたら母が食事をしていました。
テーブルには今日も焼き鳥です。
前に焼き鳥のことを書いた時は、ネギマでした。
次に書いた時は 皮でした。
今日は モモです。
母は焼き鳥が食べたいのでしょうが
一本食べて終わりです。
だけど、今日はもも肉だから、食べれるな とは
思っていた。
「 また買ってきたの? だれも食べないよ
450円をすてることになるんだよ 」
「 美味しいわよ、 ああ、 おいしい。
あんた、風邪をひいているんだから食べなさい。
風邪は肉を食べなきゃ、治らないわよ。
肉を食べると治るんだから
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これは栄養失調の母の経験
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そこで電話がかかってきて 私は30分ほど中座。
階下に降りてきたら ↓ これだ!!
ゴミと化してる!!
母「味が薄い!!」
「焼き鳥のたれ、あったのに 」
母「堅いし!! まずい!!
もう、あのスーパーの焼き鳥はまずくて買えんな
メリーに上げてくる。」
「 メリーはもう御飯食べたから、明日の朝ご飯にするから。
じゃあ、もうあのスーパーで焼き鳥は買ってこないでね。
覚えといてね。 」
母「 メリーに、餌上げてないよ 」
「 私が用意してあったのが無くなっているから
お母さんがあげたと思うよ 」
母 「 用意してあったなら、きっと上げたね
ああ~ メリーのそばまで持っていってあげたわ 」
こうして、高級な餌を毎日いただき
メリーは贅沢病である糖尿病となって
贅沢をした分、いま盲目なのです。
おまけに、飼い主の家族は寒いからと
散歩も行かないので
メリーは時々、ケイレンしてます。
後ずさりして、まあ、狂っちゃったね。
今夜は暖かかったので、夜中の12時過ぎに
久々夜の街を散歩してあげました。
3回分の糞をしてくれました。
一回は、必ず芸能人の俳優さんのお宅でさせてもらいます。
その代わり、その俳優さんちのチワワは、私の家で
必ず放尿していきます。
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夕飯の後片付けをして
冷蔵庫を開けたら
いっぱい出てきました。 ↓
今日も一つ買ってきたみたいです。
冷蔵庫の点検をしないんだね・・・
家にあるかなぁ~って考えないんだね。
漬物は賞味期限が切れたので今日で
さようなら~~
家の冷蔵庫は、施設です、特養です。
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明日は、母の新しいケアマネがおいでになるので
部屋を片付けました。
お母さんのベッドも見るよ・・・って言ったら
珍しく、洋服をたたんでいました。
母 「 うた川 さんの家って、何も置いて無くて
綺麗に片付いているんだよ。
きものや、洋服をいっぱい持っているはずなのに
どこにあるんだろうね 」
「 タンスにしまっているんだよ。
おかあさんは、どうしてしまわないんだろうね?」
母 ・・・・・・
「 おかあさんは、毎日洋服をかってくるもんね。
いっぱいあるのに、買ってくるもんね」
ジェンギンスを介護していた時の
わたしの、美しい優しさは
何処へ行ってしまったのでしょうか
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老人から家族に訴えるアノ詩 だけど
老人は子供の頃のどうしょうもない頃に戻るっていう詩
だから私を叱らないで・・・っていう詩
ほんと良いことが書いてあると悲しくなったものですが
現実の子供に遭遇して、きれい事と現実のありさまを
実感して、私の気持ちは綺麗じゃなくなった。
今日、仕事中に、来ていたこどもがオシッコを我慢出来なくて
漏らした!
子供は突然床に吐くし、
手は常にきたないし、
体はくさいのだ。
切れる子もいるし
統合失調症の子供はすごい事になるし
子育ても
老人介護も
きれい事じゃ 済まされないくらい
大変で
結局 人間なんて ろくなもんじゃない
って 知らないけどだんだん 腹がたってきたりして・・・
タクワンや佃煮はいつもありますから。
親が年を重ねるようにこちらも年を重ねるから、気持ちと体力は反比例なんですよね。だから、心がついて行けないって思うのです。痛感している毎日です。