2箇所目のショートステイ2泊でした。
誰だか知らない老人のベッドで寝て、流れないトイレで、紙のないトイレで
話せない人ばかりの施設で、
文句たれの母が、どんなに嫌な気持ちだったかと気の毒に思いながら早めに迎えに行きました。
2階のフロアに到着しエレベーターを下りたら、母が外出用の上着を着て目の前を通り過ぎました。
毎度のことながら、帰り支度が早いです。。
土足禁止なのに、外の靴をもう履いています。
呼びかけたら、『 いま、部屋に荷物を取りに行くところだったのよ』って準備万端です。
もう荷物もカバンに詰めてあって、点検も済んだらしく、家族の立ち会いもなかったので楽でした。
食事もほとんど全部食べて、排便も本日少量あり、夜もよく休み、皆さんと楽しくお話ししていたと、説明がありました。
同室の方とよくお喋りをしていて、その同室の方は普段不安で歩き回ってばかりいるのに母が話しかけていたためにとっても落着いていたそうです。
スタッフの方が感謝していました。
若い介護士さんがカバンを持って1階までお見送りしてくれました。
母は 『カバンを持たせちゃ悪いわよ』と何度も言って、私に 『持て!!』と言いたそうでした。
私『 若いから持って頂きましょうよ』と言ったら、エレベーターから下りる時、
母 『じゃ 年寄りの私から先に降ります』と、わからない冗談を言って降りました。
母と二人で運転手さんが来るのを待っている間に、心配だったトイレのことなどを聞きました。
『 トイレが流れなくてイヤじゃなかった? イヤだったでしょ』
母『 昨日から急に流れなくなっちゃたのよ。
でも、大丈夫だった。』
『 一回ごとにスタッフを呼んで流してもらったの?』
母 『 呼ばないわよ。
だれも、呼ばないわよ。 』
『もしかして、流さないでそのままになってるの?』
母 『そう、みんなのがたまってるの。
でも ウン× は無かったわ。
時々自然に流れているのね。無くなってたわ』
水洗トイレの無い時代の人々は、平気なんだな。
母も、意外とその点を気にしていません。
安心しました。
誰かのベッドに寝たことも気付いていないのか何も言わないし、
けっこう、まったく神経質では無いんだ。
私みたいに、人が触ったものは食べないとか
人が作ったお弁当が食べれないとか
無いんだな・・
『食事は、どうだった?』
母 『けっこうだったわよ、でもあそこ(デイ)が一番良いね』
『デイサービスは、高いお金を払ったお弁当だからね。
今まで行っていたショートステイの御飯は、まずくて少なくて冷たくて。。って言ってたけど、ここはどうだった? 』
母 『 う==ん よかったわよ』 ←記憶が薄い様子だ
『夜は寂しくなかった?』
母 『 寂しくないわ。 』
『話を出来る人は居たの?』
母 『呆けた人は誰もいなかったわ。男の人とも女の人とも話をしたのよ』
デタ! ボケを感じない身体!
と、いうことで、意外にも何も文句が出ないの。
やっぱ、個室が駄目なのかも知れない。
個室で一人で寝ることは、不安なのかも知れない。恐いのかも知れない。
そう言えば、わたしもこの何年かで3回一人でホテルに泊ったけれど、独特の孤独感があるよな・・・
一人が好きな私は楽しめるけど、誰かが居ないと不安な母は、知らない施設での個室は恐怖なのかも知れない。
30年前に、父が夜勤で夜家を空けた時、恐ろしく不安がっていたもんだ。
隣に寝ている人がいないと空虚だって言ってた。
父がどんなに、おおぼけで顔に放尿されても、母は父の隣から離れなかったんだ。
ナンだろ? その寄生虫。
近代設備のユニット式個浴のショートステイにするか、
今回の特養施設にするかは、両方利用するうちに様子が分かってくるでしょう。
母が嫌な思いをしていなかったので安心しました。
そして、その夜から忘れていた母の クチウルサ が復活したみるき~家です。
誰だか知らない老人のベッドで寝て、流れないトイレで、紙のないトイレで
話せない人ばかりの施設で、
文句たれの母が、どんなに嫌な気持ちだったかと気の毒に思いながら早めに迎えに行きました。
2階のフロアに到着しエレベーターを下りたら、母が外出用の上着を着て目の前を通り過ぎました。
毎度のことながら、帰り支度が早いです。。
土足禁止なのに、外の靴をもう履いています。
呼びかけたら、『 いま、部屋に荷物を取りに行くところだったのよ』って準備万端です。
もう荷物もカバンに詰めてあって、点検も済んだらしく、家族の立ち会いもなかったので楽でした。
食事もほとんど全部食べて、排便も本日少量あり、夜もよく休み、皆さんと楽しくお話ししていたと、説明がありました。
同室の方とよくお喋りをしていて、その同室の方は普段不安で歩き回ってばかりいるのに母が話しかけていたためにとっても落着いていたそうです。
スタッフの方が感謝していました。
若い介護士さんがカバンを持って1階までお見送りしてくれました。
母は 『カバンを持たせちゃ悪いわよ』と何度も言って、私に 『持て!!』と言いたそうでした。
私『 若いから持って頂きましょうよ』と言ったら、エレベーターから下りる時、
母 『じゃ 年寄りの私から先に降ります』と、わからない冗談を言って降りました。
母と二人で運転手さんが来るのを待っている間に、心配だったトイレのことなどを聞きました。
『 トイレが流れなくてイヤじゃなかった? イヤだったでしょ』
母『 昨日から急に流れなくなっちゃたのよ。
でも、大丈夫だった。』
『 一回ごとにスタッフを呼んで流してもらったの?』
母 『 呼ばないわよ。
だれも、呼ばないわよ。 』
『もしかして、流さないでそのままになってるの?』
母 『そう、みんなのがたまってるの。
でも ウン× は無かったわ。
時々自然に流れているのね。無くなってたわ』
水洗トイレの無い時代の人々は、平気なんだな。
母も、意外とその点を気にしていません。
安心しました。
誰かのベッドに寝たことも気付いていないのか何も言わないし、
けっこう、まったく神経質では無いんだ。
私みたいに、人が触ったものは食べないとか
人が作ったお弁当が食べれないとか
無いんだな・・
『食事は、どうだった?』
母 『けっこうだったわよ、でもあそこ(デイ)が一番良いね』
『デイサービスは、高いお金を払ったお弁当だからね。
今まで行っていたショートステイの御飯は、まずくて少なくて冷たくて。。って言ってたけど、ここはどうだった? 』
母 『 う==ん よかったわよ』 ←記憶が薄い様子だ
『夜は寂しくなかった?』
母 『 寂しくないわ。 』
『話を出来る人は居たの?』
母 『呆けた人は誰もいなかったわ。男の人とも女の人とも話をしたのよ』
デタ! ボケを感じない身体!
と、いうことで、意外にも何も文句が出ないの。
やっぱ、個室が駄目なのかも知れない。
個室で一人で寝ることは、不安なのかも知れない。恐いのかも知れない。
そう言えば、わたしもこの何年かで3回一人でホテルに泊ったけれど、独特の孤独感があるよな・・・
一人が好きな私は楽しめるけど、誰かが居ないと不安な母は、知らない施設での個室は恐怖なのかも知れない。
30年前に、父が夜勤で夜家を空けた時、恐ろしく不安がっていたもんだ。
隣に寝ている人がいないと空虚だって言ってた。
父がどんなに、おおぼけで顔に放尿されても、母は父の隣から離れなかったんだ。
ナンだろ? その寄生虫。
近代設備のユニット式個浴のショートステイにするか、
今回の特養施設にするかは、両方利用するうちに様子が分かってくるでしょう。
母が嫌な思いをしていなかったので安心しました。
そして、その夜から忘れていた母の クチウルサ が復活したみるき~家です。
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