アルツ・ジェンギンス夫婦の記録

重症アルツで亡くなった父の記録と現在100歳の母と高齢者みるきーの記録。

多忙なんだか

2012-06-03 22:53:00 | 介護
6月3日 日曜日です。

することがたくさんあって、もう生きているのがイヤだと大昔から思うのですが、子供もいない、夫もいない、介護もそうたいへんでない、仕事は少ない、ペットは死んだ・・
どうして、多忙なんでしょうか?

そんなに多忙じゃないのかもしれません。
小さい子供が3人もいる人は、朝から夕方まで走り回っています・・
子供に振りまわされて、あっちの塾こっちのお迎えと活き活きしているわけです。

母の言葉を借りてみると、わたしも半分腐っているので
多忙でも活き活きしていません。
多忙がイヤでたまりません。

じゃ、何をしなきゃいけないか20個だけ挙げてみましょう

1  新しく買ったパソコンの設定(半分やった)
2  光通信にしたら、いままでの無線ランはどうなるのか調べる
3  タンスの移動(今日やった)
4  ステレオの移動(今日やった)
5  古いパソコンの移動(今日やった・・壊れたパソコンがなおってしまった)
6  パソコンと複合機をつなぐ長いケーブルかわないと
7  姉と行くベルギーはどうやって電車に乗るのか調べる
8  オランダのトラムはどこをどう走っているのか調べる
9  7月22日のイベントの曲を決めて踊りの特訓
10 悪徳不動産やを潰すために、マスコミに訴える
11 悪徳不動産屋の証拠つかみ
12 ホームページ作り
13 イベントCD送付5名
14 スーツケース修理・・保険会社連絡
15 ベルギー1泊旅行の計画
16 オランダに行くことをマクドさんに連絡
17 母を預ける手配 7/22 8月全部
18 光通信工事のため部屋片付け
19 メダカの卵とり
20 美顔の努力

・・・・
というわけで、大量にすることがあっても、あっちこっち考えが飛び散って
何一つ終わらない。

3食 おやつ お茶、立て札の毎回の母の準備をして、自分のお仕事をして、趣味の楽器練習はもう1年は弾いてなくて、ダンスのレッスンも家で復習はせず、毎週金曜のお稽古もサボリがちで、ここのところ宴会も断り、とにかく、家事と介護がなかったらどんなに幸せであるかと思う。 家事と介護がなかったら、ちっとも多忙なんかじゃない。

家事と介護以外のことは何をやっても楽しいのだ。喜びなのだ。

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今日の母。

夕飯をハッシュドビーフにしたら、これをうけいれることができませんでした。
カレーだと思って口に入れるとカレーじゃない!
この繰り返しで、不満が大きかったようだ。
一口ごとに説明したんだ。

オウムの菊池直子が出頭したニュース速報をみて、
「このニュースは一昨日もやってた」 という。

観覧車が早く回る映像をみて、
「一昨年、日本人の男が後楽園で、こわくなって自分で降りて怪我をしたんだ」
・・・それって、先月あたりディスにーランドでおきた事故のことですよ

脳みそが明らかに、日にちの感覚や記憶が狂っています。

しかし、これは初期認知です。
父も重症認知になる15年前がこんな状態でした。

今おきたことが、きのうのことだと言ったり。
今知ったことが、ずっと前からしってることだと勘違いしたり。
テレビのCMのあとドラマの続きをみると、きのうも見た!と言い出す。

そして、毎度毎度

「 90なんだから、当たり前だ 」 と言って堂々としているのです。

あっ! 忘れてた! 今日23時から楽天トラベルがハワイ旅行を税オール込み1万円で発売するんだった! あ~~~40分も経過したから売り切れたな・・

じゃ、1万円で購入できたら即、報告します。



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アルツ・ジェンギンス夫婦の記録

16年間アルツハイマーと戦った父ジェンギンスは2008年2月14日に亡くなりました。壮絶介護→施設入所→胆管癌による死。大切な父の最期の介護記録をここ残しました。 そして、夫を亡くした母は初期認知が進行中です。 年寄りと暮らす苦労を記録中。