多少押し気味にしても良い、ということもあるのでしょうか――。
きのうの朝のことです。
体調がやっと戻ってきて、母はデイサービスに。いつものように行く気になってくれていました。
ところが、お迎えがみえて サァ、という時になって、「行かなきゃいけないの? 家で寝ときたい」と言い出した。
気持ちは分かる。わかるけど、この頃の母は、ずうっとベッド。TVも見ない。なんとなくボーッとしてる。ますます頭がぼんやりしてきそう。デイに行った方が良い。
そう思って、分かりやすく説明したり、「柔らかくて美味しいお昼ご飯を、お母さんに用意してくれてるのよー」と誘ったり。
(母には、“柔らかい”というのが何よりのご馳走なのです。“柔らかい” イコール “美味しい”んです。)
しばらくゴネてたけど、諦めたように渋々出かけて行った。
押しすぎたかなぁ…と気になってました。
夕方、送りの車から現れたのは、ニコニコ顔の母でした。生き生きしている。
も、ホッとしました。
やっぱり適度な刺激を受けた方が良いんですね。
――これって、私にも言えるのかな。 出無精だけど、時には出かけた方が良いのかもね。