コロナが収まってきたし、被災地の方も少しずつ復興してきて、お祭りのような
‘伝統行事’が再開された、という情報があちこちから。
それは良いんですが、、
よく「伝統を受け継がなければ」という声をよく聞きます。「絶やすわけにはいかない」と情熱をもって。
あの、、
水を差すようで申し訳ないんですが
はて…? と感じるような情報を目にしたんです。
‘伝統’って、どれも即 ‘受け継がねば’というものでしょうかね…?
鬼みたいな面をかぶった男たちが、子どもを怖がらせる。「良い子にしていないと、大人の言うことをきかないと、鬼が来るゾ」と教える。そんな地域が複数あるようですね。
昔は、そういうのも当たり前だったかもしれないけど
私は、そういう子育てについては、なんとも理解できず、共感できないんですよ。
大人たちはそういう光景を見て、笑う。 楽しんだり。
けど、幼子たちは、もう恐怖におののいて泣き叫ぶ――。
伝統――皆が楽しめたり、元気になったりするものなら良い。素晴らしい。
けど、小さな子どもを怖がらせたり、
また毎回 大怪我する人が何人も出たりとか、
そういう伝統行事……。
一度見直してみては いかが…。