michi のひとりごと

日々のつぶやき、あれこれ。

老々介護8年。 100歳になった母を見送りました。
こちらは重度の難聴。

年明けを前に想う

2023-12-31 23:20:36 | 介護

年の瀬というのは、不思議なほど、

アッ!という間に毎日が過ぎ去ってしまいます。

ドタバタだからでしょうか。

母が寝てる間に、ここを整理してお掃除、と自分なりにがんばって、

やれやれ、ああ腰が…。膝が…。

チョットひと息つこうかな、とコーヒーを淹れると、母が起きてきてトイレへ(ベッド脇のポータブルトイレ)。

あわてて立ち上がって、介助。

母は一人で一応は出来るけれど、介助があった方が良い時もあるし、トンデモナイことをすることもあるので。

 

新年――。 一応、正月飾りは、

‘一応’しました。 けど、おめでたいとかいう気分は あんまり…。毎年そうなんです。

そんでも 年が明けると、数えで100歳になる。 やっぱり おめでたいのかな。

 

なんだかんだあっても、

自分の足で歩けるし――

亀の歩みか、カタツムリか、ですが。 階段は、一段一段 一生けん命。杖をつき、手すりにしがみつくようにして。(昇りは、私が後ろから押し上げる)

自分で食べるし――

食卓に好物の甘い蒸しパンなんかあると、ニコニコして、私が急いでエプロンをつけるのが間に合わない程、喜んで食べちゃう。

 

こんな母が愛おしい、と時々思えてくる。

もう言葉が通じないことも日常的だし、イラッとくる時もチョクチョクあるけどね。

 

私の役目は、

母が、なるべく いつまでも 今くらい ‘元気’で、心おだやかに過ごせるよう お世話すること。改めてそう思えてきました。

来年も、再来年も、母とお正月を迎えられると良いな。

 

 

 

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味噌漉しでいけちゃう。裏ごしみたいに。

2023-12-20 06:17:38 | 介護

三重県にいた頃の 今の季節。寒かったな…。雪とか霜柱、つららとか。

それでも草木は逞しかった。その力強い生命力に感動してました。

これ、霜です。 ↓

 

最近の母の食事に、味噌漉しが活躍してます。家じゅうのザルを試してみたら、味噌漉しのアミ目が適格でした。大きさもバッチリ、一食分に 丁度良い。

例えば、

お粥や雑炊は、介護食(舌でつぶせる)も、普通食のも、電動チョッパーでトロトロにする。それでも小さな小さな粒みたいなのが残ってると、母は口から出してくるので、味噌漉しで漉す。(介護食の‘おかゆペースト’などより、普通食のをこうする方が安上がり

 

ミキサー食って、見た目が…食が進みにくい。 なので、トッピングなどを。

‘鮭のソフトふりかけ’ を、同様に漉して、お粥などに乗せると、美味しそうに、その部分だけスプーンで掬って食べたりしてます。

 

ポテトサラダは、人参など取り除いて、フォークでつぶし、漉す。

すると、ふわっとなって、とっても美味しそうになるんです。

小皿に多目に盛っても、完食してくれます。

 

裏ごしまでしなくても、これでいけちゃう。

 

 

 

 

 

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ミワさん、八海さん、素敵でした♡

2023-12-09 06:17:00 | TV

ああ終わっちゃった、八海サマ。じゃなかった、ミワさん なりすます。

も、毎回うわ、うわ~って感じ。すっごく良かった。

ミワさん、いつの間にか グンと成長してましたね。足取りもシッカリと 前向いて歩いてた。

家もステキでした。全体に茶系というか、昭和の雰囲気に満ちていてしっとり落ち着いている。

 あこがれ…です。

 

 

ドラマとはいえ、八海さんのように完璧に大人対応が出来る人って いるんだろか、と思った。どんな時も 優しく包み込むような。全てありのまま受けとめてくれるような。

 

堤真一さんには、以前から(「三丁目の夕日」とか)好感もってましたが、ますます――ファンになりそう。

 

お母さんとの対面は感動的でしたね。‘嘘も方便’という言葉があるけれど、八海さんのは、心からの優しいウソでした。そしてお母さん、かなり うわ手でしたね。

 

 

ミワさんは、映画オタクで、そのことで周りとうまくやれなかったけれど、結局は オタクが各場面で大いに発揮されて、意外な展開に。

(色んなこと、現実的にもそんな風にいけるといいナ。)

 

 

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事実として受けとめられたね

2023-12-08 06:19:45 | 想い

こないだのこと。母がよっこらしょと立ち上がり「トイレ」と言うので、

同じ部屋の数歩先にある ポータブルトイレを指さしました。「あそこよ」。すると、

母は「どっち?」と言った。その隣りに籐の椅子がある。そのどちらか分からなくなったらしい。

ま、一応 家具調のポータブルトイレではあるけれど…。

頭の中が、ホントに漠然としていて、ぼんやり認識する、そんな状態になったんだな、と思いました。

ショックとか、そういうものは不思議と出てきませんでした。

 

 

先日、ちょっとしたトラブルというか…。ま、大ごとには ならなかったんですが。ここ数ヶ月の「?」の原因が、やっと解明。解決に向かっています。

私は全くの素人で、専門の方にお任せ、という感じで きていた。

その信頼感が損なわれた、という風にはならず、自分としては意外とスッキリしている。

今でも、専門家、プロとして頼りにしています。ただ、神さまではない。私と同じニンゲン。

誰だって ちょっとミスや 見落としとか ある。(私を筆頭に?)

精一杯やって、それでもマチガイが起こったら、それに気づいた時点で対策を考える。責めたりとか してるヒマはない。無駄なだけ。

なんとなく そんな感じで受けとめてる自分に気が付きました。

 

 

 

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広告がうるさくて

2023-12-06 23:00:15 | つぶやき

パソコンでいつもネットしてるんですが、広告が…。この頃はチャカチャカ動いたりして、気になって仕方ない。

それで、×印を探して消したりするけど、すぐまた別の広告が。うるさいのよ☆と言いたくなる。

画面の右端だったら、紙か布で隠して見えなくしてしまいます。

是非読みたい記事に複数の広告が同時に出たりすると、もういいや☆とやめてしまったり。

あちらさんは、是非見てほしいと、強気で表現してくるんでしょうが、逆効果になる おばさんも おるんですよ。

まあ、こちらが‘有料プラン’にしたりしたら良いんでしょうけどね。

 

TVも。

私は、番組を厳選して観る。集中して。

そこへ突然、チャンチャカ~♪とCM。 も、興ざめ。

例えて言うなら、お茶会の真っ最中。座敷に、土足でドヤドヤと上がりこまれたみたいな。

なので、民放は、ほとんど観ない。どうしても、という番組は録画してCMは飛ばして観たりしますが、落ち着かない。じっくり観たいのよね。

民放はどうしても広告が入るのは必要、と分かっては いますけどね――。

 

 

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『蔵王賛歌』なんて素敵な――

2023-12-03 05:47:11 | つぶやき

このごろニュースを見ると、うんざりしたり希望を見失ったりするようなことばかり。。

ふと 心の中に、合唱曲が浮かんできました。

『蔵王賛歌』です。

  朝の光 山にみち
  雲は明るく浮かびたる
  そよ風わたり
  白い山肌光かがやく

 枝から枝へ鳥は とび交い
 春よ春よ山の春よ
 小川のせせらぎ音もかるく
 あけゆく山にこだまする

  鳥はやさしく よび交わしゆく
  あけゆく蔵王に雪はかがやく
  讃えよ春を
  讃えよ蔵王
  蔵王の山に春は来たりぬ
  ああ蔵王 蔵王の山・・・・・

 

 

昔、コーラス部で歌ってたんです。(難聴になる前です)

模範のカセットテープを擦り切れるほど聴いて、感動に浸ってたっけ。

いま動画を見ると、なんとなくは聴こえるけれど、音楽としては…。

けど、歌詞をみると、清らかな歌声が想い出され、というか瞬時に 私の中いっぱいに広がっていきます。

最後のあたりでは とても力強い賛歌。ああ――。

 

1961年の作品とわかった。もっと昔のかと。とても格調高いので。

そして、作詞は尾崎左永子さんと知ってビックリ。私は歌人と思ってた。

そしてまだご存命なんですね。96歳?

ますますこの曲に心が寄ってしまいます。

 

 

 

 

 

 

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『どっこい生きてる――ど根性植物』

2023-12-02 22:28:34 | TV

こないだの『ダーウィンが来た』、とっても良かったです。

わずかな すき間から たくましく生えてる草花の話。 ‘ど根性‘です。

もう一度観たいと思ってるんですが、特に最後の締めが良かった。

「何かしら ひとつの いい生き方の正解が あるわけではない。けれども みんなが それぞれの方法で 自分なりに生きていく。

みんなと 同じ生き方をしなくても、自分は ここで生きていくんだ――」

 

番組の中では<草花は、置かれたその場の状況によって、生き方を変えてしまう程の たくましさがある。生態を変えてまで生き残り、花を咲かせたり>といったことを紹介していました。

これは私たちへの力強い応援メッセージ。というか、実際に見せてもらったわけで、言葉だけじゃない。単なるなぐさめではないんですよね。

『置かれた場所で咲きなさい』は素晴らしい言葉、と思ってたけど、それ以上の、ですね。

 

 

『らんまん』の最終回の ラストシーンも良かった。

万太郎さんが、いつも草花に向かって「おまん、だれじゃー」と親しみを込めて声かけるように、カメラに言ってくれるので、まるで私に向かって言ってくれるようでした。そして にっこりとほほ笑んでくださった。

君のこと、シッカリ観てるよ、そばにいるよ、と言ってくれてるみたいに。

いつもなら「もしかして 新種かえー?」とつながるんですよね。

 

 

一般常識的な とか、必死にフツウの生き方に自分を引っ張ってかなくっても良いのかな って。常に前向きにとか頑張ったりしなくても、いい。

私なりの生き方でも良いのかな、って思えたんです。

 

 

 

 

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