桜は、待ちかねていたように一気に花開き
遠くから見ると、もう半分近く咲いています。
ただ、雨で
ケータイでは撮るのはむずかしそう。。
4月って、入学・進学で活気ある時期ですが、
大人の社会でもそんな感じ、『新年度、心新たに』という時期なのでしょうか、
NPOの会誌が次々と送られてきました。
そのうちの一つ、JCF(日本チェルノブイリ連帯基金)。
20年以上に亘って積極的に活動しておられます。
鎌田實さんが代表で、医学的・科学的、そして何より心あたたかい。
今回の会誌にとても興味深い記事が。
チェルノブイリ事故による疾病について真剣に取り組んでこられた ミンスクの教授(小児科医師)の、
一般的な子どもたちの症状についてのお話です。
『ストレスからの免疫能の低下で子どもたちが病気にかかりやすくなった。発熱や下痢は、ストレスによるもので、治療すれば治る。被爆ではない。』
『花や土に触ることで、病気になる事はないが、いけないと解りながら触るとストレスになる。ストレスを和らげる精神的な治療をするよりも、家族との普通の生活をする方がいい。家族との関係が落ち着けば、友人関係も普通になる。』
『体内被曝を下げるというより、ストレスを下げるために保養は効果がある。』
ゴメリの臨床現場で住民の健康を見てきた医師たちの声を聞いても、同じ答えが返って来たというのです。
昔から <病は気から> といいますが、
人間って ほんとうに心の動物なんですね。
まずは心の安定。
原発事故の影響をモロに受けた方々は、本当に大変だと思うのですが、
事実を調べ、科学的根拠に基づいて、適切に対処していくと同時に、
特に子どもたちの心の安定に気をおいていきたいものです。
幼い子どもたちは、ムズカシイことは分らなくても、
大人たちのただならぬ異常な雰囲気は、敏感に感じ取ってしまうんですよね。
くれぐれも心したいと思うのです。
飛躍しすぎるかもしれませんが――、
例えば、ダイエットなども同様と聞きました。
「これ、食べない方が良いんだけど、でも食べたいって気持ちに負けちゃうの…」と、
後ろめたさを感じながら食べるのが、身体に一番悪い影響を与えると、
専門家が言っておられました。
そんな時は、美味しく味わって食べて満足し、次の食事のときに調整すれば良いのだそうです。
さらに飛躍させてもらえれば、、、
心の心境生活でも。
「本当はこうなのに、ゼンゼンそのように出来ない この私・・・」と
日々それなりに意識して取り組むばかりで
自信をなくしたり、自己嫌悪に陥り、諦めてしまったり、無気力になってしまったりと
悪循環。。
そうなるよりは、カタイことなんか一旦忘れちゃって、
大らかにのびのびと暮らした方が良いのかも。
又は、
半歩でも充分、1mmでも1ミクロンでも進めたら
「わたし、一応その気になれて、1ミクロン進めたよね」と
今の自分を認めてあげた方が、と
私は思ったりしてるんですが。