何日か前、自分の心が「ちょっと静養したい…」とつぶやいてる感じで、
番組表を見たら、BSで『モンタナの風に抱かれて』があるというので録画。
この映画は、ずっと前にビデオで何度も観た。
今回はデジタルということもあってか、とても映像が美しくて感激しました。
『北の国から』のアメリカ版、といったところでしょうか。
CGではなく全て実写のようで、すごいのひと言。
大草原を駆ける馬も美しかった。スロー映像が効果的。
娘も母親も馬も、
次第に癒され、笑顔が戻って生き生きしてくるのが感動的でした。
ちなみに、↓ ここの「馬に囁く人」さんのレビューには、同感しました。
http://www.kinenote.com/main/public/cinema/detail.aspx?cinema_id=31030
前にビデオで繰り返し観たとき、部分的に覚えてしまった台詞もあって、
ずいぶん変わっていることに気が付きました。
例えば、強引な依頼を電話で断っているシーン。
ビデオのときは、「そちらではNOは通じないので?」。
強気で一方的な依頼に対しては、そこまで言わないといけないよね…って思いました。
今回は、「お断りした筈ですが。」と字幕が。
これはずい分違う。きちんと丁寧な感じ。
英語では何と言ってるのか、
日本語すら聴き取れず、英語も知らない私には、全く分からないんですが。
言葉って、大事だと思うんです。
(言葉で全て伝えられるなんてゼンゼン思わないけれど。)
時々思うんですが、
自分の周りで日常的に、軽くポンと何か声かけられて、聴き取れなかったときに、
聴き返したり、筆記用具を差し出したりしても、
「あ、そんな・・・、なんも大したことじゃないの」と返ってくることが時々ある。
そっか~。
って思うけど、やっぱりその後しばらく「なんて言ったのかなぁ?」って
気になって、あれこれ推測したりしちゃうんです。