michi のひとりごと

日々のつぶやき、あれこれ。

老々介護8年。 100歳になった母を見送りました。
こちらは重度の難聴。

『モンタナの風…』から思ったんですが

2013-05-29 08:41:41 | 映画

何日か前、自分の心が「ちょっと静養したい…」とつぶやいてる感じで、

番組表を見たら、BSで『モンタナの風に抱かれて』があるというので録画。

この映画は、ずっと前にビデオで何度も観た。

今回はデジタルということもあってか、とても映像が美しくて感激しました。

『北の国から』のアメリカ版、といったところでしょうか。

CGではなく全て実写のようで、すごいのひと言。

大草原を駆ける馬も美しかった。スロー映像が効果的。

娘も母親も馬も、

次第に癒され、笑顔が戻って生き生きしてくるのが感動的でした。

ちなみに、↓ ここの「馬に囁く人」さんのレビューには、同感しました。

http://www.kinenote.com/main/public/cinema/detail.aspx?cinema_id=31030

 

          

 

前にビデオで繰り返し観たとき、部分的に覚えてしまった台詞もあって、

ずいぶん変わっていることに気が付きました。

例えば、強引な依頼を電話で断っているシーン。

ビデオのときは、「そちらではNOは通じないので?」。

  強気で一方的な依頼に対しては、そこまで言わないといけないよね…って思いました。

今回は、「お断りした筈ですが。」と字幕が。

  これはずい分違う。きちんと丁寧な感じ。

 

英語では何と言ってるのか、

日本語すら聴き取れず、英語も知らない私には、全く分からないんですが。

 

言葉って、大事だと思うんです。

(言葉で全て伝えられるなんてゼンゼン思わないけれど。)

 

           

 

時々思うんですが、

自分の周りで日常的に、軽くポンと何か声かけられて、聴き取れなかったときに、

聴き返したり、筆記用具を差し出したりしても、

「あ、そんな・・・、なんも大したことじゃないの」と返ってくることが時々ある。

  そっか~。

って思うけど、やっぱりその後しばらく「なんて言ったのかなぁ?」って

気になって、あれこれ推測したりしちゃうんです。

 

 

 

 

 

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感動しました『おおかみこどもの――』

2013-04-07 07:58:14 | 映画

誕生月のサービス、「レンタル1本無料 」で、選んだのは、

おおかみこどもの雨と雪』。

 (TSUTAYAで、「NEW」というシールと「7泊8日」というシールでしたよ。)

 

とっても良かった。こころから感動しました。

 (↑上のリンクしたところのインタビューも良かったです。)

 

主なテーマは、「子どもの巣立ち」でしょうね。

母親が主人公なんだけど、子どもの側からも その微妙な心理など

うまく描いている。

 

これは、「オオカミこども」の話で、ま、あり得ないおとぎ話のようですけど、

現実社会の、なにかを 示唆しているようにも思えます。

一人一人、それぞれに 人には言いにくい事情があったり、

伝えても 伝えきれないような 想いがあったり――。

 

  もうとっくに子どもが独立した私なんかも、

  自分を省み、子どもの心の動きが想えてきます。

 

そして、自然描写もとても美しい。

とくに、

 ものすごい高さからの瀑布。その水しぶき。

 一面のお花畑。一つ一つの野の花の揺らぎ。

その場面場面で、思わずハッとします。

 

 

もちろん私は「日本語字幕」で観ました。

自分の耳は、「ボリウム最大にすれば、音声としては一応聴こえて、

明瞭度がわるく、何と言っているのか分からない状態」、って思ってました。

ところが、

この映画は、わりと丁寧な字幕を付けてくださってる。

「(後ろの方で)雑談」とか、

「遠吠え」、 また「遠吠えの こだま」など表示が出てくると、

  え・・・、そうなの

って感じ。 全然聴こえてこない。

「オオカミの遠吠えの こだま」なんて聴いたことないし、

想像するしかない。

  もし聴こえたら ステキでしょうねぇ~。

 

 

 

 

 

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電車の話、どちらも とっても良かった☆

2012-10-28 14:58:05 | 映画

DVDレンタルで

RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語

を観ました。

これって、電車マニアさんには、すごい魅力なんじゃないでしょうか。

そうじゃない人にも、とっても良かった。

中井貴一さんが、カッコイイ~

そして、高島礼子さんは、相変わらずステキ~。

 

この映画では、いろんなこと感じたんですが、

ふと気付いたのは、

主人公が運転士の講習を受けたり試験を受けたりするときは、

も、キビキビしてる。

スムーズに合格し

晴れて運転業務に就いて、熟練していくと、

電車の揺れに身体が、なんというか身をゆだねてる、っていうか、

余分な力が入ってなくて、自然にガタゴト揺れている。

 当り前のようなけど――。

 

前半の、会社に勤めていた時は、

すごいエリートだけど、家族など周りとはギクシャク…。

いかにも「会社人」「企業人」という仕事ぶりで、こちらは眉をひそめてしまう。

それがふとしたことで、心の底に忘れていた、

自分の本当にやりたかったことを想い出す。

 

後半は、すごい人間的っていうか、

心のゆたかな人になっていく。

それが『人らしい自然な生き方』とうつりました。

 

  ふと思いました。

  自分は、たとえば一般的な常識とか、

  過去にとらわれたりして、

  余分な力が入ってたり、なんてこと

  ないかしら・・・。

 

                 

 

そして今日TVでも、電車の話が。

明日へ-支えあおう- 証言記録 東日本大震災第10回「岩手県宮古市」』

「岩手県の沿岸を走る三陸鉄道。大震災の津波で線路や駅舎が流された。しかし、社員総出で復旧にあたり、わずか9日間で運行再開を果たす。震災と闘った鉄道マンの証言記録。」

ということで、

こちらは実話。素晴らしい。

とても感動的でした。

 

鉄道マンたちと、住民たちとの、

想いがいっぱい詰まった電車が走っているんですね。

 

 

 

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底に流れるのは、大きな愛、そして心の絆

2012-09-21 16:13:36 | 映画

あの映画(『三丁目の夕日』)、何が一番言いたかったのか――。

人と人って、元々温かく心の絆がある、ってことかナ。

(あの映画は、大震災の前につくられたそうですが)

 

だけど、その表し方も、受け止め方も、

  人それぞれ。

何年もあとになって、やっと分かることもあるんだね。

 

たとえ一見、

冷たく突き放したようでも、ひどい言葉を投げつけてきても、

その奥にあるものは 全く逆のこと、

大きな親の愛だったり。

(血がつながっていようと いまいと)

 

ボク、おじちゃんの気持ち、全部わかってますから~!!」

特にあのひと言は、グッときた。

 こたえましたねぇ。

 

 

 

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