紫陽花の色が変わってきました。
なぜ色が変わるのか、検索すると、いろいろ解説が出てくるけれど、
私には あんまりピンとこない。
あの花の中で、こういう成分が…こう反応して…とか、
まるで実験室の試験管のようなことが展開されているなんて――。
↑ これは高さ20cm。
他にもピンクはあるけれど、これが一番濃いピンク。
土に近いっていうのが、何か関係ある?無い?
こないだ補聴器屋さんで、聴力検査をしてもらった。
大まかにはやっぱり80dbくらいで変わらなかった。
(聴力グラフは大きくカーブしていて、低めの音が、より聴こえない。)
語音明瞭度検査もしてくれた。
「サ」…「ニ」…「テ」など、一音一音がちゃんと聴き取れるかどうかの検査です。
(この近辺では、総合病院の耳鼻科でもやってくれないのです。)
ボリウムとしては一応耳に届いているけれど、
ハッキリ聴こえるものは、20くらいのうちの1つか2つほど。
あとは、 「『サ』かなぁ?」 「『タ』って言ったのかも」 という程度だったり、
「『ニ』?『イ』?どっちだろう…」 みたいな あやふやな感じだったり、
全く何と言ってるのか分からなかったり。。
認定士のお姉さんは「去年とあまり変わらないですよ」と、やさしく言ってくださったけれど、
去年は左右それぞれ15%、20%で、
今回は左右共15%。
はぁ。。
なんか、自分の聴き方のあやうさを改めて――。
いつも、たいていの人の言うことが、なんと言っているのか、なんの話なのか分からない。
日本語か、英語か、ドイツ語かも分からないような感じのことがよくある。。
耳からなんとなく入って来た声の情報よりも、目で 口の動きや表情を観て、
状況などから推測したり察したりして ナントカだいたい把握したり、
ナンともならなくて書いてもらったりしてるんですよね。
「なんか、お天気の話らしいな」とかまで分かったら、笑ってその場をしのいだり(?)
補聴器屋のお姉さんは、パンフを広げ、やんわりと次の補聴器をと勧めてくる。
それは20ン万円。(もっと性能の良いのは30~40万。)
私が、
「高価な補聴器でも、こちらの耳の明瞭度が悪いのを、アナウンサーみたいにハッキリさせてくれる訳じゃないんですよねぇ~」と言うと、
「ハイ…」。
このお店、正直で誠実なところが、気に入っているんですけどね。
この耳の聴こえ方って、、
例えるなら、
インクの滲んだ手紙みたい、って思う。
水性インクで書かれた手紙がビショ濡れになってる。
もう全体に滲んで読みにくい。
さらに所々破れたり穴が開いてたり。
おまけにクセ字。
悪いことに、私の知らない旧字体も…。
そういうのを見つめて解読しなくちゃいけない。
なんとなく分かるところを手がかりに推測しているような、
そんな状態に近いかな。
15%って、そういう感じなんです。
しょっちゅう聞き間違えるのもムリないかー。
聴くのが疲れるのは、自分の未熟さ、って思うこともあるけど、
ある意味仕方ないのかもねー。
笑ってごまかす辺りを、もっと上手にって、そんなのも練習しようかしらん。
っていうか、そういうのが むなしくなったりしないように、
自分の心をコントロール出来るように練習したら良いのかな。