職場の、今の部門になって6年目に入りました。
移ってくる前には不安で、前任者にお願いして(忙しい人で心苦しかったけれど)
作業内容を可能な限り書いてもらった。
お陰で、基本的な辺りが把握できた。
あとは、その時々の細かいことは推測したり、
ちょっとメモで確認したり、ということでやっていけるのでは、と思えてきて、
やっと、「やってみよう 」と思えたのでした。
結果、ほんとうに良かったと思う。
この耳、全く『無音』では無く、
両耳補聴器をしていれば『音』としては入ってくる。
ただ、何と言っているのか分からない。
「何語」かも分からない状態が多いです。
それで、口の動きや表情を見させてもらい、状況など察したりして
総合的に判断する。
その瞬間、瞬間グッと集中しないと出来ない。
そんな風にしていても話が見えない状態は、どうしても疲れる。
この現状、ナカナカ理解してもらえないです。
TVなどは、字幕放送の番組のみ。
ヘッドホン付けてボリウム最大。
それでも字幕をずっと見てないとダメになってきた。
あるの日のニュースなどは、
雪の画像を見て、雪の話題というのは分かった。
下むいて他のことしてたら「皆さん、雨の下を歩いて…」と聴こえてきた(と思った)。
え?雨の下を?
と画面を見ると、アーケード商店街の映像。
ああ、『屋根』の下かぁ
と分かった(生放送では、字幕は、映像・音声よりも、かなり遅れて出てくる)。
いつもこんな感じで、アナウンサーでも単語の字数しかワカラナイことが多い。。
ふだんの会話では、
お天気の話などなら、テキトウに「ね~ 」なんてやってれば良い。
けど、仕事の話は、ひと言 聴き漏らしたり、聴き違えたりしたことが
大事に至ることもある。
とてもエネルギー使います。
考え方や性格的なものもあるでしょうね。
「ああ、聞き違ったんやなぁ、アハハ…」となる人もいるでしょうけど、
私はそんな風にはならないです。
先日は、すぐそばでAさんとBさんがパパッと話を交わしていて、
急にAさんが私に、「ね、さっきの**どこ?」と言ってきた。
私は「え、何??」
「**」と言ったのかなぁ?と思ったけれど、状況が全く分からず、
「え?え?どういうこと…?」という状態。
ドタバタやって、結局は分かったんだけど、二人にゴメンネ…という気持ちが出てきた。
日々、そういうようなことが よくある。
でも、こういうことで、
私がホントに聴こえないことは 理解してもらえたでしょうね。