↑ 2019/10/06 撮影
2021/01/04 撮影
[ ホウライシダ科ホウライシダ属の常緑性多年草、シダ植物 ]
日本では、
伊豆諸島および東海以西~九州にかけて、
湿った岩上や崖などに自生します。
栽培されていたものが野生化しています。
葉丈は、30cm内外。
根茎は短く這い、上面に接近して葉を斜めに立てます。
針金状の葉柄は長さ約15㎝、もろく紫褐色で光沢があります。
葉身は、長卵形または広披針形で長さ約15㎝、下半部では2回羽状複葉的となります。
羽軸は糸状で細く、
羽片はゆがんだ扇形、先側の縁は様々な程度に切れ込んで数個の裂片に分かれて、
基部は広いくさび形、黄緑色のうすい草質で乾くと膜質となり、無毛です。
胞子嚢群(ソーラス)は、裂片の先側の縁につき、
縁の一部が折れ返ってできた苞膜に包まれます。
名は、台湾に自生が多いので付いたとのことです。
美しい繊細な風情の羊歯を
以前から育ててみたいと思っていました。
山草展で出会ったものです。
2019/10/06 撮影
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