↑ 2021/08/01 撮影
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下書をうっかりアップしてしまいまして、大変失礼いたしました。
一度引っ込めて仕上げましたので、よろしくお願い致します。
[ チャセンシダ科チャセンシダ属常緑性多年草、シダ植物 ]
北海道~九州にかけて、
山麓の乾燥気味の崖地や岩の割れ目、石垣などに自生します。
小型のシダで、暖地に多く、山中にはややまれです。
根茎は小さな塊状で直立し、葉を叢生します。
葉柄は葉身よりも短く、光沢のある黒褐色です。
葉身は、長さ15~25㎝の線状披針形で、1回羽状に分裂し、
羽片はややまばらに生じ約20対、ごく短い柄を持ち、斜卵形または扇状楕円形です。
鈍頭または円頭、前縁には低い鋸歯があり、基部は広いくさび形、
やや草質、上面は深緑色です。
中軸は黒褐色、両側に狭い翼があります。
胞子嚢群は羽片に6~8個付き、支脈上の大部分に伸び、広線形です。
包膜は側方で開きます。
名は、羽片の落ちた古い軸が束になって残っている姿を茶筅に見立てた
ことから付いたそうです。
鉢植えで小さく育てていましたが、
露地に下ろしてみました。
きっと伸び伸び育つことと思います。
2021/02/21 撮影
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