minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

ハンガリアンナイト&小樽にて

2006年06月25日 | 
 今日は小樽港に到着。横浜から小樽まで2日もかかるのだ。その間は通信手段もないのでとっても暇。あちこち好きな所で練習するわけにも行かないので、部屋で林さんの置いて行ったカシオトーンで遊ぶくらい。

 隣の部屋にはハンガリー人のアコーディオン(キーボード)奏者が乗って来た。彼らは一年に一度、この船の仕事のためにハンガリーからやってくるそうだ。ウッドベース、バイオリンのトリオなのだが、どこでも生音で演奏する。

 自分たちのダンスの仕事が終わってからトップラウンジで演奏している彼らを聴きに行った。お客さんが誰もいなかったので私たち(バンドのベース、ギターの人と一緒)3人の為に演奏。贅沢だなあ、と思いながらテキーラ片手に「ハンガリーの曲をやってください。」って頼むといきなり「ハンガリアン舞曲」。ウッドベースのおじさんもピチカートでいいかげんに弾いていた(?)のにこの曲になったとたん弓(arco)に持ち替えめちゃめちゃ高度なテクニックを披露!他にも「この曲は鳥、っていう曲なんだ」と言ってバイオリニストが鳥の声を奏でる曲なども聴かせてくれました!彼らのクラシックテクニックをたっぷり堪能して、テキーラ¥800なり。

 八尋君とMingaを結成してすぐの北海道ツアーでオレンジサンシャインという大ちゃんのお店で演奏したのを思い出して、小樽の町を自転車借りて走ってみた。大ちゃんとは連絡とれず、お店も閉まっていたので会えなかった。残念。またいつか北海道ツアーやりたいな。さあ、明日は利尻です。