minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

グリーンとドリーム・・ああ勘違い!

2008年01月27日 | 家族の日常
昨日は中学吹奏楽アンサンブルコンクール。家でも2ヶ月くらい前から練習していた息子がバリトンサックスを返上しアルトサックスに持ち替え(このコンクールの為だけ)部長になったばかりで張り切っていた。

レッスンの予定を入れてしてしまった利樹もなんとか生徒にレッスン日を変えてもらい、家族揃って調布へ・・・。あれ?府中じゃなかったっけ・・・。と思いつつ、私が思いこんでいたグリーンホールを利樹がネットで調べると調布だったので、何も考えず調布へと向かった。

3時に会場に来れば大丈夫、と言われていたのだが、道路が混んでいてイライラ・・・。なんと、到着したのがぴったり3時。慌ててホールに飛び込むと・・・し~んとしている。なんだか嫌な予感!警備員さんに「あの~、ここで中学生のブラスバンドのコンテストが・・」「いいえ、そんなものありませんよ。」「げ~~~?グリーンホールってここ一つですか?」「そうですが、グリーンプラザというのが府中にありますよ。」「それだあああ!」(本当はそれでもなかったのだが)

慌てて、電話を調べて尋ねる。「あの、グリーンプラザで中学生のコンクールが・・・」「それなら芸術劇場の方です。グリーンプラザではありません。」どこでグリーンナントカなんてでてきたのだろう?この時すでに3時20分。駐車場へ車を入れに行く利樹と別れ、会場へ猛烈ダッシュ。ところが、入り口が「ドリームホール」「ウィーンホール」「ふるさとホール」と3つに別れていてまたまた会場がわからん。受付のお姉さんに「●●中なんですが・・・」「あ、それはドリームホールです。その学校なら今演奏中です!」「えっ?お願いです!入れてくださいっ!」

あまりの必死さと強引さにびっくりたのだろう。チケット代も取らずに通してくれたお姉さん、ありがとう。心の中で感謝しつつ「演奏中は出入り禁止です。」と書いてあった扉をどか~~ん、と開けて飛び込む。

おおお、息子たちが大きな舞台で演奏していた・・・・という事で後半(約1/3)だけ聴く事が出来ました(涙)。

夏のコンクールで1番早くかけつけたのに、ホールを間違えていて全く聴く事ができなかった悪夢のような日を思えば(この馬鹿な話も思い出したくないくらいですが)今日は1/3だけ聴けたのでよしとせねば?あ、そういえば、運転してくれた利樹は一体・・・?

携帯が鳴った。
「どうなった?」
「今、終わったのよ。」
「は~~?俺はレッスンを変えてまでここに来たのに。」
「学校が会場の事をきちんと教えてくれないんだもん。誰が悪かったわけでもないし・・・仕方ないわね。」
「・・・・(怒)!」

終わった息子達を探しまわっていたら、先生と息子たちが出口に!利樹とすでに話をしていた。
「御母さん、今日は少しは聴けましたか?」と(またか!とかなりあきれ顔で)先生に言われ
「はい、最後のところだけ・・・(涙)。」
「ったく、俺はちゃんと『ドリームホール』って言ったんだぞ。そのとき、母ちゃんは『あら、グリーンなんとかなら知っている』って言ってたじゃん。」

そんな事言ったなんて全く覚えていなかったが、3日前にドリームホールをちゃんと検索していたのだ。誰だ?グリーンホールなんて思いこんだのは?(私だ!)あ~~~~~~~、だめだめ人間になっていく。ドリームとグリーン、リーしかあってないよ~。思い込み、勘違い、早とちり、バカバカバカ・・・とほほ。

帰りに電車の中で「小栗旬に似てるね!」と女子中学生から声をかけられた息子は、コンテストでは「銀賞」だったのに上機嫌。一方、不機嫌な利樹には夜中にサンドイッチを作ってあげてなんとか許してもらった。

「今度からこういう事があるときは、母ちゃんじゃなく、お父さんにちゃんと場所を説明しておきなさい。」と父子の協定が固く結ばれた一日だった。