minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

EBS TV 初日

2008年08月20日 | 
ゼチョンの湖畔豪華ホテルを出発し、いざソウルへ。韓国は日本よりもぜんぜん涼しい。今日はお天気も良さそうだ。

昨年演奏させてもらった韓国教育テレビ(EBS)での公開ライブ。リハーサルでママドゥがリズムとダンスの指導を始めた。

今回の旅の一番のポイントがギニアのリズム(ドゥンドゥンの高木君とダンスのみかちゃん)vsセネガルのリズム。同じ西アフリカとはいえ、微妙に違うのは当たり前なのだが、それをどうやってミックスしていくかという事だった。踊るタイミングとかおかずの入れ方について細かくチェックを入れて直しを始めたMAMADOU。もうこうなると誰も何も言えない。シビアな3人のやりとりを真剣に見守るバンマスの利樹。

そんな微妙な空気の中に新澤君が到着!ついこの前会ったばかりなのになんか懐かしいw。抱き合って再会を喜んだ(大げさ?)。

ダンスのMIKAちゃんは本番前にすでに汗だく。いつもとは違った雰囲気の中でパッと登場して踊るなんて初めてでかなり戸惑っている。

それぞれのミュージシャンが沢山の不安を抱えつつ、リハが終了。「自分たちの力を信じて楽しもう!」MAMADOUの言葉はみんなにしっかり伝わった。

30分前には誰もいなかった客席が本番直前に満席となっていた。席がなくて階段に座っている人もいる。それにしても若い男女ばかりだ!

熱い拍手で迎えられたMAU。利樹は昨日同様に紙に書いたハングルの挨拶をきちんと読み上げ、会場もやんやの喝采。流石!!私の時は発音が悪くて失笑を買っていたのにw。

リハーサルでの丁々発止が功を奏して本番はみごとなアンサンブル!ミカちゃんのダンスもママドゥと息が合ってきたぞ!よかったああああ。

本当に初めての顔合わせ?と思えるほどの演奏ができてみな大満足。ママドゥも韓国の友人が花束を持って来ていて最初からテンションがあがりっぱなし。いつも以上に叩きまくりワンマンショーのようだったw。北原君を聴きに来た若い韓国のレゲエバンドのミュージシャンたちも沢山いたのには驚いた。2年前に初めてスカパラを呼んで以来、韓国でもレゲエやスカの人気がでてきたそうな。

さあ、明日の収録も楽しみ!!!それにしてもバンマスでないのって、本当に気持ちが楽でうれしいなあ。

打ち上げは私たちを呼んでくれている社長のお兄様の鳥専門店で乾杯!でもわざわざ私たちの為に豚の焼肉を用意してくれていた。ご馳走さま~~!チャミスルジュセヨ。

かんぱ~い!

韓国ゼチョン映画音楽祭

2008年08月20日 | 
アンニョンハセヨ~やってきました!羽田から大荷物のマウご一行様は超過料金をとられつつ、コラだけは泣き落としで機内に持ち込ませてもらいなんとか出発。

1万5千円も払った荷物14個

キンポ空港から約3時間、暴走バスに揺られて気がつくと、ここはどこ?尾瀬の丸沼高原に逆戻りか???と錯覚するくらい、すばらしい景色の森と湖に囲まれた会場に到着。

映画音楽祭というだけあって、大きなスクリーンがでで~ん。横には何故かロッククライミングの練習場.バックステージに案内される途中で男女がペアで宙吊りになってバンジージャンプのようなアトラクション....ここは遊園地なの?広い広い深緑の湖からはレインボーに光る噴水が何分か毎にあがって夜はライトアップされて美しく輝いていた。

湖畔の噴水

さっそくステージにサウンドチェックの為にスタンバイする事になったが、前日も、翌朝も大雨が降っていたようで、ステージの上がびちょびちょ。白いテントがずらっと並んでせっかくの野外ステージが台無し。若いスタッフ達が懸命にステージを拭き掃除してくれたのでなんとか太鼓も並べられ、ダンスも踊れそう?

リハーサルの時点ではまだテントが・・・

それにしても、今日が初顔合わせ。いきなりリハーサルなしで40分のステージをやらなくてはならない。凄いことだな(と人事のよう?)。

本番はテントがとれて・・・

サウンドチェックを終えて、夕食をとりホテルへチェックイン。このホテルが超豪華ホテルでバルコニーから湖が眺められ、一人づつの部屋にベッドがダブルとセミダブル。みんなわお~と大喜び。2年前に初めて釜山に呼ばれた時はいきなりラブホテルに泊まらされた事を思うと天国と地獄ほどの差。これが旅芸人の面白さ。



夜の10時から本番なのでゆっくりシャワーを浴びて会場へ向かう時にまたまた土砂降りの雨が。せっかく床を拭いてもらったのにぃ。私は晴れ女なんだけどな~。とぼやいていたが、本番が始まる頃には雨もすっかりあがり、ステージのテントもとりはらって気持ちのよい空のステージができあがっていた。




サウンドチェックをしたにもかかわらず、テントをとっぱらってしまったために全く全員の音が聞えない状態だったが、なんとか若者たちを興奮させて無事終了。韓国の人たちはやはり熱かった!!ゼチョン、最高!