ミュージシャンにとって一番難しい事

昨日はGWスペシャルMinga@新宿Pit Inn にお越し下さった皆様、本当にありがとうございました。


仙波師匠

コスマス・カピッツァ

やはり２人のクレイジーなパーカッショニストたちは壮絶でした（褒め言葉です）。EscualoもFUGAも自分の中ではまだまだですが、ま、完璧を求めて音楽やっている訳ではなく、常に挑戦していくつもりでやっておりますのでこれはこれでよいかと。自画自賛。

演奏後に仙波師匠が面白い事を・・・。ご自分の教則ビデオで「これから一番大切で、難しい事を教えます。」と言って「それは何か・・・・「何も叩かない」。これです。ハイ。」

うむむ。深いお言葉です。って、あんだけ好き勝手叩いていたパーカッショニストたち（苦笑）。それでも音の抜き差し、間の取り方。こういうのって日本の得意とする伝統芸でもあるなあ。

さて、今日は生憎の雨になってしまいましたが、護国寺に行ってきました。５時から開始ということだったけど、どしゃ降りになったので歌は中止。少しあがってきたので、チベット舞踊は始まったけど、やはりまた雨。可哀想に雨の中、みんなキラキラの衣装などをつけて頑張って踊っていました。観る方もやる方も大変だわ。



私も寒くてブルブル震えながら、デジタル掛け軸が７時にスタート。お客様が待っているようなので、なんとなく８時くらいからというアバウトな感じも前倒しになり、７時30分くらいから１セット。飛び入りの盲目のバイオリニストが１曲（素晴らしかった！）演奏し、また私が３曲ほど演奏。雨がなければ私も護国寺に映し出された映像（地球の自転と同じ速度で映像が変化していく）を見ながら音を出すつもりだったけど、結局本堂のど真ん中でソロライブのような形になってしまった。これはこれで面白かったけど、明日は晴れそうなので、もっと映像とのコラボレーションを楽しもうと思う。やはり音楽家にとって、演奏を始めてから＜何も吹かない間＞というのはとても難しい事ですが、明日はそこにも挑戦したいと思います。





雨の中、今日も聴きにきてくれた友人にも感謝。明日はもっともっと凄い事になりそう。夜７時頃から映像が始まるので宜しければお立ち寄りください。昼の３時からも砂曼荼羅というイベントをやっているので、晴れたら楽しいだろうな。