minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

今治の熱い若者達。

2015年09月27日 | ライブとミュージシャンたち
四国へ3人揃って行くのは初めて。20年以上前に1度だけ、高知で喚ばれてトシキとDuoを演奏した事があるのだが、その時のあまりの反応の薄さに冷汗がでたのを思い出す(苦笑)。演奏後に「素晴らしかったです。」とか「感動しました。」という声があったので、なんだ、それなら、もっと聴いている時に反応して欲しいなあ、とシャイな気質に驚いたものだった。

今回も全く私たちを知らない浄土寺のご住職(ここもお寺だ!!)が京都「ろくでなし」の横田さんから「俺の知り合いだから、ライブを企画してあげてよ。」と鶴の一声で引き受けてくださったという奇跡的なお話。

「私はこういう企画をするのは初めてなので全く素人なのですが、サックスの生音って聴いた事がないのですが、マイクは必要でしょうか?」
ご住職の遠藤さんが心配してくださって電話が東京にかかってきた。「おそらく、大丈夫でしょう。」

今治のお寺「浄土寺」に到着すると、想像よりもずっと若い僧侶・・・遠藤さんが迎えてくれました。さっそく、会場となるキャバレー明星へ。

DJを担当してくれる30代くらいの若者たちや、奥様のタルちゃん、沢山の若者達がみんなで手作りした食べ物や飲み物を販売。ちょっとした文化祭のようで愉しそう。

昔懐かしキャバレーを借り切って、舞台へ上がるとなんとなく気恥ずかしいのですが、お客様たちに見上げられる格好で演奏開始。こういう体験も実に面白いですw。



演奏後に話しかけてくれたお客様たちの中には「アルゼンチンに行ってました。」とか「キューバに遊びに行った事があって。」とか「フランスにパティシエの修行で1年行ってました。」「ブラジルにサッカー留学してました。」となんとも国際的な若者が多くてびっくり。

そのあと、彼らと、近くの居酒屋で打ち上げ。今治ならではのセンザンギ(鶏の唐揚げ/室蘭でもザンギっていうのだ!)や、鶏の皮のカリカリに焼いたもの、ウマズラハギのキモ&刺身などなどを堪能。






DJをやってくれていた男の子もブエノスアイレスで大人気の「Dancing Mood」や「Think Tank」の事をよく知っていて・・・やはり世界は狭いのだ!!!と、夜中の2時くらいまで盛り上がってしまいました。ありがとう!!!





来年もぜひ!ということで素敵な今治を後にして、いざ、徳島へ。本日は「バル・チャラバルタ」です!こちらもKleptmaniacやHugo&ヤヒロのDos Orientalesが出演する超マニアックなお店だと知って、今からとても楽しみです。