minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

TReS沖縄初上陸!vol.3

2019年11月11日 | ライブとミュージシャンたち
さあ、いよいよTReS単独ライブ@寓話です。ここのお店を紹介してくださった宮里さんも熊本からわざわざ駆けつけてくださいました。

前日、出会ったばかりのみどりさんとセバスティアンもしっかり開演前に来てくださったので軽くリハーサル。セバスティアンは世界中を股にかけて活躍されているドラマーなので、本当に初めての共演なのに気持ちの良いドラミングで私たちの演奏を支えてくださいました。美しい繊細なドラマーだな、という印象。

さらに翁長みどりさんはいろんなパーカッションを持って来てくださって、ブラジルの曲に参加してもらったのですが、最後にトシキのオリジナルを演奏中にも乱入してくださって・・・本当に盛り上がりました。二人の素晴らしいミュージシャンと出会えたことは一番大きな収穫です。

宮里さんの司会もお人柄がでるユニークな話し方で、会場があたたかい雰囲気に包まれました。感謝。



東京や横浜で私たちの演奏を聞いていた方がご夫婦で沖縄に移住されて「ここでトレスが聞けて嬉しかったです。また来年も来てくださいね。次は伊藤志宏さんも連れてきてほしいです。」など嬉しいお言葉をいただきました。

私たちが滞在しているご機嫌なゲストハウスのオーナーの女性も音楽好きな友人たちと駆けつけてくださって、なんて沖縄の人たちはあったかいんでしょう。3本のライブ全部に来てくれたそんちょう、そしてSteveにも心から感謝。



21年ぶりに来れた沖縄。印象がまた一段と変わりました。あ〜、また来年も来れたらいいなあ。ありがとう、沖縄本島のみなさま。

さあ、いよいよ宮古島に上陸します。






TReS沖縄初上陸!vol.2

2019年11月11日 | 
1日オフがあったので、昼からシアトルの友人ご夫妻と一緒に浜日鹿島へランチを食べに行く。

毎日、もちろんグルメのRIOが食べたい場所を探して美味しいものにありつけるのですが、時間がたっぷりあるこの日は島でランチして、泳ぐという計画。




古民家の「てぃらぶい」というお店で沖縄料理のランチを堪能。てぃらぶいというのは「日向ぼっこ」という意味だそう。






ちょっと曇っていたのですが、海水はそれほど冷たくなかったのでトシキは大喜びで泳いでおりました。

そのあと、コザにあるゲート通りというDeepな街を散策。仕立屋通り、Tatoo通りという感じで、やはりここはアメリカの基地の影響がもろにある場所で面白かったです。昼間は閑散としていましたが、きっと夜はすごいことになってるんだろうなあ。

友人たちと別れ、そのあと、初日のGrooveに来てくれた翁長みどりさんのお店へ。ここは「Punga Ponga」というブラジル料理を出す空間。翁長さんは12年もブラジルに住んでいたパーカッショニスト。前から少しは面識があったのですが、今回はこうやってご縁ができたのでたくさんおしゃべりもできて嬉しかった。

なにより、ブラジル音楽づけだった私たちが沖縄でこんなに本格的な美味しいフェジョアーダやポンデケージョ(チーズのパン)やらを食べれるなんて・・・本当に感激。こんなお店が東京にあったら毎日通ってしまうなw。





さらにみどりさんのお店ではブラジル音楽の貴重なビデオがたっくさんあるので、それを映画館のように流してくれて、楽器倉庫もふんだんにあるパーカッションを見せていただくという素晴らしい体験。リオは3匹の可愛い猫たちに夢中でしたがw。



帰ろうとしていると、そこに現れたのがセバスティアン・カプテインというオランダ出身のドラマー。なんと、彼は6年くらい沖縄に住んでいるのですが、みどりさんの店に来たのは初めてだと・・・。こんな偶然があるのかしらん。ということで、さっそく「明日空いていたら私たちのライブに飛び入りしませんか。」と2人を誘うと快く引き受けてくださいました。



超ラッキ〜〜〜な展開が。(つづく)




TReS沖縄初上陸!vol.1

2019年11月11日 | 
最後に沖縄に来たのは、RIOがたぶん、5歳くらいの時だ。「Miraglos」というCDをオフノートから出した頃だったと思う。21年ぶりになる。

あの時はまだ沖縄には電車が通っていなかった。だから、今回初めて見る「モノレール」にびっくり。浦島太郎状態だ。

結婚30周年と還暦祝いということも兼ねて、RIOがお祝いをしてあげるよ、と言ってくれたので今回の沖縄旅行ということになった。しかし、そこは私たちのことだから、せっかくならライブもやっちゃおう、と。だって、演奏しないとつまらないもんw。

沖縄在住の伝説のベーシスト、国仲勝男さんに声をかけると快く2本も仕事を取ってくださった。さらに熊本の「おくら」で出会った宮里さんというフォークシンガーの方が「沖縄行くなら私が紹介してあげます!」と言ってくださっていたのを思い出して相談したら、TReSの単独ライブを企画してくださった。

こうした方々のご尽力でライブが沖縄で3本もできることになったのであります。ありがたいことです。


到着した翌日、さっそく沖縄の売れっ子ベーシストでもあるガチャピンのお店、「Groove」でのライブ。国仲さんとの共演もずいぶん久しぶり。東京だといつもギターやウードなど持ってきて共演していたのですが、今回はエレクトリックベースのみ。





ベースのDUOから始まり、私と国仲さん、RIOと国仲さん、TReSのオリジナル、といろいろなバリエーションで演奏したのですが国仲さんのベース、あったかくて気持ちいいんです。人柄がそのままでる、というやつですね。

フリーが大好きなトランペットを吹く「そんちょう」というニックネームの男の子が「やっとトレスが沖縄で聞けました!」と大喜び。がちゃぴんがベースもアンプも貸してくれたおかげで、トシキも大助かり。さらに、客席には翁長みどりさんや、シアトルから友人ご夫妻がわざわざ駆けつけてくれました。本当に嬉しかったな〜!!

翌日はもう一本、国仲さんがとってくだっさった「コスモス」というお店。ここはジャズ好きなオーナーが病気で一時おやすみしていたお店らしいのですが、国仲さんが「少し良くなったんだったら、お店やったほうが良いよ。」と説得して再開されたよう。この日、ちょうどボクシングの世界タイトルマッチがある日で国仲さんが「沖縄の人はボクシング大好きだから客が入らないかも・・・」なんて心配していましたが、そんなの関係ない、というジャズの好きな方達が来てくださってほっとしましたw。





ここで、国仲さんとはお別れ。また来年1月に東京にいらっしゃって、私も参加させていただくギグが決まりました。1/15(水)国立かけこみ亭というところです。興味ある方はぜひお越しくださいね。

(まだまだつづく)