ミントのメモ帳

メモしておかなくちゃ忘れるばかり。日々の事をちょこっと書きます。

お盆のあれこれ

2013年08月18日 | 日々のこと
オットの実家では兄弟三人プラス私とKクンの五人で義父母を想いお経を唱和する。
お寺さんも盆法要後も忙しいらしく、休む間もなく通夜葬儀とあるそうだ。
年寄りの多い地区だもの仕方ない。


益田の『かさや』
店主が亡くなって閉店したのが一昨年。
昨年は、その店主のお父上である柿農家のおじさんが亡くなった。
そして今年は初盆。

御宅は柿畑の奥にあり、涼しい風が吹いていた。
親戚ではないのに、義父母の葬儀で仕切ってくれたのを思い出す。
柿畑の草が伸びてるのを見ると、いつも綺麗にしてたおじさんの顔が浮かぶ。

オットの昔話
子供の頃は、大浜という所に家があり、隣りが傘屋だった。
みな屋号で呼ぶらしく、うちは大見屋だそう。
その大浜の家が、お互い国道拡張工事で立退きになり現在の場所に移った。
そこの場所は抽選で、どちらかがハズれたら他の土地を探そうというくらい両家は親密にしてた。
どちらも当たったんで現在の場所に家を建てた。
しかし、またまた新設の道路が通ることになり、今度は傘屋だけが立退いた。
山の土地を買って柿の栽培を始めた。
その住居の一階部分の半分を店にして息子夫婦で和食の店をしていたが…。

すごい引越し履歴を聞いて、何度もなんて気の毒になってくる。
それに親より先に息子が逝くなんて…。

オットの昔話は続く
実は大浜の家を解く時に、欲しいという人がいて移築したんだそうだ。
平屋でも太い梁があったそうだ。
家を壊してしまうより、使える物を再利用して家を移築するのはとってもエコですね。
その家が見えるという。
途中、どこだろうと思ってよく見ると、少し離れた山側にまだありました。

この地区の古い石州瓦は、純粋な茶色でなく黒っぽいのが混じってる。
真新しい茶色い屋根よりも焦げ茶色の屋根は趣きがあっていい。
まるでパッチワークのようで、グラデーションがきれいです。

大浜に少し残ってた土地も相続したけど、親戚に譲り渡す事にしたそう。
まだまだ知らない話が多い。
こうして徐々に話す気になったのも、年をとったということなのか。。。


コメント (2)

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