ジェーン・オースティンが1811年に発表した小説
『 Sense and Sensibility(分別と多感)』をエマ・トンプソン
が脚色し、李安監督がメガフォンを取った作品。
昨年観た「プライドと偏見」とストーリーは似ていますが、
こちらの「分別と多感」の方が好きです。
エマ・トンプソンとヒュー・グラントのカップルは姉弟に
写ってしまい、しっくりこなかったのですが、ストーリー終盤、
ヒュー・グラント扮するエドワードが結婚していないと知り、今までずっと抑えていた
感情が堰を切ったように溢れ出したシーンは良かったです。
しっかり者で思慮深い長女役をエマ・トンプソンは上手く演じていました。
彼女の雰囲気にもぴったり合っていて 魅力的で輝いていました。ヒュー・グラントは
現代ものよりもコスチュームものの方が素敵だと思うのは私だけかしら。
「私の心は今もこれからもあなたのもの」プロポーズの言葉にうっとり。。。
マリアンヌを見守り支えるアラン・リックマン演じるブランドン大佐。
激しい雨に打たれたマリアンヌが感染症に罹り、瀕死の状態が続いた時の様子や
マリアンヌの意識が戻った時に大佐に「ありがとう」と一言囁いた時の喜びの表情。
強面だけれど 熱い想いと人の心が分かる繊細さを内に秘めている一面が出ていて
心を打つシーンでした。過去に苦しい恋愛経験があり、包容力のある大人の男である
大佐を演じるアラン・リックマン、渋くてカッコイイです。
中心的な登場人物が皆、善良な人たちなので、どうしても卑怯者に見えてしまう
ウィロビーですが、当時上流社会に属する人がお金を持っている女性と結婚するのは
当然のことだったでしょうし、マリアンヌと大佐の結婚式の日に丘の上から見つめて
いる姿は切ないものがありました。ベスとの過ちがなければ 恐らく・・・と考えると
このシーンは教訓めいているような気がします。
エマ・トンプソン、ケイト・ウインスレッド、ヒュー・グラント、アラン・リックマン、
グレッグ・ワイズ。。。脇役の人たちも含めて 芸達者なキャスティングで、
何度も観たいと思ってしまう作品でした。
『 Sense and Sensibility(分別と多感)』をエマ・トンプソン
が脚色し、李安監督がメガフォンを取った作品。
昨年観た「プライドと偏見」とストーリーは似ていますが、
こちらの「分別と多感」の方が好きです。
エマ・トンプソンとヒュー・グラントのカップルは姉弟に
写ってしまい、しっくりこなかったのですが、ストーリー終盤、
ヒュー・グラント扮するエドワードが結婚していないと知り、今までずっと抑えていた
感情が堰を切ったように溢れ出したシーンは良かったです。
しっかり者で思慮深い長女役をエマ・トンプソンは上手く演じていました。
彼女の雰囲気にもぴったり合っていて 魅力的で輝いていました。ヒュー・グラントは
現代ものよりもコスチュームものの方が素敵だと思うのは私だけかしら。
「私の心は今もこれからもあなたのもの」プロポーズの言葉にうっとり。。。
マリアンヌを見守り支えるアラン・リックマン演じるブランドン大佐。
激しい雨に打たれたマリアンヌが感染症に罹り、瀕死の状態が続いた時の様子や
マリアンヌの意識が戻った時に大佐に「ありがとう」と一言囁いた時の喜びの表情。
強面だけれど 熱い想いと人の心が分かる繊細さを内に秘めている一面が出ていて
心を打つシーンでした。過去に苦しい恋愛経験があり、包容力のある大人の男である
大佐を演じるアラン・リックマン、渋くてカッコイイです。
中心的な登場人物が皆、善良な人たちなので、どうしても卑怯者に見えてしまう
ウィロビーですが、当時上流社会に属する人がお金を持っている女性と結婚するのは
当然のことだったでしょうし、マリアンヌと大佐の結婚式の日に丘の上から見つめて
いる姿は切ないものがありました。ベスとの過ちがなければ 恐らく・・・と考えると
このシーンは教訓めいているような気がします。
エマ・トンプソン、ケイト・ウインスレッド、ヒュー・グラント、アラン・リックマン、
グレッグ・ワイズ。。。脇役の人たちも含めて 芸達者なキャスティングで、
何度も観たいと思ってしまう作品でした。